内カギ回しとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 内カギ回しの意味・解説 

サムターン回し

(内カギ回し から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/24 01:26 UTC 版)

サムターン回し(サムターンまわし)とは、住居侵入窃盗犯などがを開ける手法の一つであり、ドアの外側からサムターン(ドアの内側の指でつまんで回転させ施解錠する部品)を回すことによって開錠するものである。

概要

通常のドアの錠前は、外側から見える部分としては鍵穴しかなく、その内部は複雑な構造をとっているが、内側のサムターンを回すと解錠がなされることは自明である。そこで、郵便受けや扉の隙間を利用して、あるいは扉の一部を破壊するなどして外側から内側に手を差し入れたり器具を入れ、サムターンを回す[1]

ピッキングなどに必要な特殊な工具や技術は不要である。これを防ぐ為には扉自体または各部の強化[2]、扉周りの隙間の排除[2]などのほか、外部から回されにくい対策をしたサムターンを用いる[2]ことや、サムターンにカバーをつける[3]、サムターンを用いない錠前を用いる[2]ことなどが挙げられる。

脚注

  1. ^ 『「鍵」が危ない!』 p.59, pp.142-145
  2. ^ a b c d 『「鍵」が危ない!』 pp.142-145
  3. ^ 美和ロックウェブサイト 『サムターン回し』

参考文献

外部リンク

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

内カギ回しのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



内カギ回しのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのサムターン回し (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS