乙訓の四方の薮なり畑打とは？ わかりやすく解説

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乙訓（おとくに）の四方の薮なり畑打

作　者
後藤夜半 
季　語
畑打 
季　節
春 
出　典
翠黛 
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後藤夜半
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乗鞍のかなた春星かぎりなし

乘り換へて女かしまし秋扇

乘り継いで雪形見えるところまで

乘鞍への元気をほめて初便り

乙女椿もう終りたき錆の渦

乙姫の尾びれに打たれたき半眼

乙訓の四方の薮なり畑打

乙鳥はまぶしき鳥となりにけり

乙鳥や小路名の多き京の町

九分通り肩書はづす心太

九十の恋かや白き曼珠沙華

九十九里の御練り蹴散らす秋の砂

九十九里浜に白靴提げて立つ

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