ヴァイニウスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ヴァイニウスの意味・解説 

ヴァイニウス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/22 14:51 UTC 版)

Jump to navigation Jump to search

ヴァイニウス(リトアニア語:Vainius, ? - 1333/34年頃)は、ポラツク公で、リトアニア大公ブトヴィーダスの三番目の息子でヴィテニスゲディミナスの兄弟であるといわれる[1]

1324年ポラツク公として最初に言及され[2]1326年にはノヴゴロド共和国リヴォニア騎士団との和平を締結するためにゲディミナス大公がノヴゴロドに派遣した施設にミンスク公ヴァシーリー、フョードル・スヴャストラフヴィチとともに加わっている。 それ以上の歴史上の事実に関しては言及されていない。1333年及び1334年におけるリヴォニア騎士団のポラツクに対する遠征という有名な事実を考慮に入れるならばヴァイニウスはこの時に戦死した可能性がある。1338年にはポラツク公の名は既にナリマンタスになっている。また、歴史上の資料ではヴァイニウスの息子であるリウバルタスは1342年のリヴォニア騎士団との戦いで戦死したと言及されている[2]

脚注

  1. ^ (ポーランド語) Wolff J. Rod Gedimina. — Krakow, 1886. — S. 6.
  2. ^ a b (リトアニア語) Vainius // Tarybų Lietuvos enciklopedija / ed. J.Zinkus. — Vilnius: Lithuania: Vyriausioji enciklopedijų redakcija, 1988. — Т. IV. — pp. 419.

参考文献

  • Беляев, И. Д. История Полоцка или Северо-Западной Руси от древнейших времен до Люблинской унии / И. Д. Беляев. — Москва, 1872.
  • Данилевич, В. Е. Очерк истории Полоцкой земли до конца XIV столетия / В. Е. Данилевич. — Киев, 1896.
  • Довнар-Запольский, М. В. Очерк истории Кривичской и Дреговичской земель до конца XII столетия / М. В. Довнар-Запольский. — Киев, 1891.
  • Дук Д. У. Полацк і палачане (IX—XVIII стст.) / Д. У. Дук. — Наваполацк : ПДУ, 2010.



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヴァイニウス」の関連用語

ヴァイニウスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヴァイニウスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヴァイニウス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS