ロボナノとは? わかりやすく解説

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ロボナノ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/02 09:46 UTC 版)

ロボナノ (ROBONANO) は、ファナックが製造・販売する、超精密ナノ加工機である[1]

最新機種はα-NMiAである。搭載されているCNCはFANUC Series 30i-B5。

ホログラムやフレネルレンズ、ヘッドアップディスプレイの金型加工などに用いられる[2]

特徴

  • 基幹部品であるCNCリニアモータ、アンプが内製化されており、ファナックの最先端のサーボ技術が応用されている。
  • 0.1 nm単位のプログラム指令が可能である[3]
  • 同時5軸制御に対応しており、ミーリング加工、引き切り加工、旋削加工が可能である[1]
  • 加工後、機上でワーク形状の計測および補正加工することも可能である[1]
  • A4サイズまでのワークの加工を行える[2][3]
  • 直動軸と割出軸に油静圧軸受を採用することで、バックラッシュやスティックスリップをなくしている。また、直動軸はリニアモータ、回転軸はビルトインサーボモータにより、全軸がダイレクトドライブされている[1]
  • 床の振動を吸収するアクティブダンパを備えている[2]

脚注

出典

  1. ^ a b c d "FANUC ROBONANO α-0iB series - ファナック株式会社". 2018年3月4日閲覧。
  2. ^ a b c "FANUC ROBONANO α-NMiA - FANUC Europe", 2018年3月4日閲覧
  3. ^ a b "nano tech 2018 第12回 みがき作業なしでの鏡面仕上げを実現する加工機 - マイナビニュース", 2018年3月4日閲覧

関連項目




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