ラッセル (月のクレーター)とは? わかりやすく解説

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ラッセル (月のクレーター)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/01 09:34 UTC 版)

ラッセル
(Lassell)
月面座標 南緯15度30分 西経7度54分 / 南緯15.5度 西経7.9度 / -15.5; -7.9座標: 南緯15度30分 西経7度54分 / 南緯15.5度 西経7.9度 / -15.5; -7.9
直径 21.8 キロメートル
深度 0.9 km
月面余経度 日の出時点で8°
由来 ウィリアム・ラッセル
GPN識別子 3286

ラッセル(Lassell)は、雲の海の東に位置するクレーター海王星の衛星トリトンと、土星の衛星ヒペリオンを発見したイギリス天文学者ウィリアム・ラッセルに因んで命名された。東にはアルペトラギウス、北東にはアルフォンスが位置している。

ラッセルの地表は平らく、アルベドは低い。よって、外部から見るとクレーター内が暗く見え、風化していない周壁は、ほぼ円の形を描いている。

ラッセルの東北東には「ラッセルB」と呼ばれる円形のクレーターがあるが、このクレーターは太陽角度が高く、ラッセルよりアルベドが高いためラッセルよりかは明るく見える。また、ラッセルの西北西に「ラッセルD」と称されるクレーターがあるが、このクレーターもアルベドが高く、月の明るく見える部分の1つである。

付随クレーター

ラッセルのごく近くにある小さな無名のクレーターについては、アルファベットを付加することによって識別される。

名称 月面緯度 月面経度 直径
A 南緯 16.8 度 西経 6.8 度 3 km
B 南緯 16.1 度 西経 7.7 度 4 km
C 南緯 14.7 度 西経 9.3 度 9 km
D 南緯 14.5 度 西経 10.5 度 2 km
E 南緯 18.2 度 西経 10.2 度 5 km
F 南緯 17.1 度 西経 12.5 度 5 km
G 南緯 14.8 度 西経 9.0 度 7 km
H 南緯 14.5 度 西経 11.2 度 5 km
J 南緯 14.8 度 西経 10.4 度 4 km
K 南緯 15.1 度 西経 8.9 度 4 km
M 南緯 14.2 度 西経 8.8 度 3 km
S 南緯 18.2 度 西経 8.5 度 4 km
T 南緯 17.1 度 西経 8.8 度 2 km


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