ベビリス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/02 06:18 UTC 版)
ベビリス(BaByliss)とは、米国コンエアー社傘下のパリ発祥のヘアースタイリングツールブランドである。
日本における発展
ヨーロッパではプロ向けのスタイリングツールとして浸透しているベビリスブランドを女性ヘアケア・メンズグルーミング家電中心に展開し、日本ではブランド生誕50年の2011年の10月よりスタート。[1]
2013年下旬に世界初のオートカールアイロン『ベビリスプロ ミラカール』を発売。[2]
ベビリスプロ ミラカール
自動で髪が巻けるオートカールチャンバー技術により実現したミラカールは、オートアイロンのパイオニアである。その技術は「髪を安全にカールさせるためのヘアスタイリング機能の発明に対する特許」を取得済み。(国内特許:特許第5361906号、米国特許:US8.607.804B2)
ミラカールという名称は奇跡(ミラクル)のカールが一瞬で作れることから発展している。カールアイロンでは髪を上手に巻く事ができなかった人や、巻いてもカールが取れて戻ってしまう悩みに対し、ミラカールは簡単にキレイな巻き髪が実現できるオートカールアイロンである。[3]
ミラカールの一番の特徴は短時間でカールができることであり、毛束をとってミラカールに挟むだけで、髪を自動で巻き取り技がなくてもカールが完成する。そのカール形状は3段階の温度調節、加熱時間、カール方向、髪質などに合わせて変化する。[4] また、艶のある綺麗なカール形状が実現することが評価されており、内部型高温パイプで自動巻きすることによりやけどの心配もカールアイロンに比べて減少する傾向にある。
ミラカールが発表される前までは髪をウェーブ状またはカール状に形を作る際にカーリングアイロンやホットカーラーを使用して巻くことが主流だったがミラカールの発売により、ヘアースタイリングの時間を大幅にカットすることが可能となる。オートカールアイロンはヘアーアイロン市場における新しいカテゴリーを広げるきっかけとなった。
受賞歴
参考文献
- “増税に負けず明るく消費 14年上半期ヒット商品動向” (プレスリリース), 日経経済新聞, (2014年6月10日)
- “「アナ雪」が席巻した2014年、“増税時はキャラものがヒット”の定説が健在” (プレスリリース), 日経トレンディ, (2014年11月4日)
- “コンエアージャパン合同会社がオフィシャルスポンサーに” (プレスリリース), ©Japan Fashion Week Organization, (2014年2月20日)
- “コンエアージャパン合同会社(Conair Japan G.K.)が「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO」2014-15 A/Wの公式ヘアツールスポンサー…” (プレスリリース), @Press, (2014年3月5日)
- “自動的に巻き髪が作れるヘアアイロンが大人気” (プレスリリース), 日経トレンディ, (2014年2月19日)
脚注
- ^ http://tokyo-mbfashionweek.com/jp/topics/information/mbfwt_20140220_04/
- ^ http://www.atpress.ne.jp/view/43914
- ^ http://www.atpress.ne.jp/view/43914
- ^ http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20140130/1054824/
- ^ http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK05012_V00C14A6000000/?df=3
- ^ http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20141031/1061103/
外部リンク
- ベビリスのページへのリンク