フォーエヴァー・ザ・シッケスト・キッズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/13 15:06 UTC 版)
| Forever the Sickest Kids | |
|---|---|
| 出身地 |   | 
    
| ジャンル |  エモ ポップ・パンク パワー・ポップ  | 
    
| 活動期間 | 2006年-現在 | 
| レーベル |   (2012年-現在) (2006年-2011年)  | 
    
| 公式サイト | ftskonline.com | 
| メンバー |  ジョナサン・クック オースティン・ベロー ケレブ・ターマン カイル・バーンズ  | 
    
フォーエヴァー・ザ・シッケスト・キッズ (Forever the Sickest Kids) とは、アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のエモバンドである。
略歴
結成-契約
2006年後半、当時大学生だったマーク・スチュワートとケント・ギャリソンを中心にダラスにて結成。
バンド活動を本格的に始めておよそ半年後のある日、まだ自分達の楽曲を1曲も作成していないにもかかわらず、ジョナサンがアメリカ最大のロックインターネット専門サイト「PureVolume」を閲覧中に、マウスのクリックボタンを間違って押してしまい、300ドル余りを支払って自分達のバンドページを作成してしまう。その為、急遽デモ曲「Hey Brittany」をレコーディングし、アップロードすることになる。すると、みるみる内に話題となり、結果的に凄まじい再生回数を記録。そんな彼らを放っておくはずもなく、瞬く間に8社ものメジャーレーベルから誘いが掛かり、各社争奪戦の末、最終的にはモータウンが契約を勝ち取った。
メジャーデビュー-『Underdog Alma Mater』
そして2007年7月3日、1stEP「Television Off, Party On」でデビューを飾り、1年後の2008年4月29日に、1stフルアルバム『Underdog Alma Mater』をリリースした。これが全米アルバムチャート初登場45位を記録する。それからまもなくアメリカ大手音楽雑誌、オルタナティヴ・プレスの「22 Best Underground Bands」の第1位に選ばれる。同年8月にはサマーソニックに出演。
2009年3月には来日公演を行っている。また、11月17日にはミニアルバム『The Weekend: Friday』(胸騒ぎのウィークエンド:フライデイ)がリリースされた。
2ndアルバム『Forever The Sickest Kids』-メンバーの脱退
それから『The Weekend: Friday』の続編となるミニアルバム『The Weekend: Saturday』(衝撃のウィークエンド:サタデイ)を予定して制作されていたが、メンバー自らフルアルバムへの変更を決意。アルバムタイトルも変更となり、前作から約3年を経て2011年3月1日に、自身の名を冠した2ndフルアルバム『Forever the Sickest Kids』をリリース。全米アルバムチャート初登場33位。
プロデューサーには、David Bendethを起用している。このアルバムリリース直前にキーボード担当のケントがバンドから脱退しているため、この作品が彼が参加する最後のアルバムとなった。 
2011年9月22日、ギター担当のマークが脱退することを発表。マークの脱退を受け、バンドはツアーメンバーにリコ・ガルシアを加えた。
移籍-現在『J.A.C.K.』
2011年半ばをもってモータウンから離れる事になったバンドだが、4人は止まることなく10月に「Shut the Front Door (Too Young for This)」、12月には初のクリスマス曲「Mistletoe is for Quitters」をリリースなど、精力的に活動を続けた。
2012年に入り、3月には3度目の来日公演を行った。同年9月10日にフィアレス・レコードとの契約を発表。
2013年6月25日に3rdアルバム『J.A.C.K.』をリリース。全米アルバムチャートにて初登場94位を記録。
特徴
シンセサイザーやヴォコーダーを使用したキャッチーでノリの良いサウンドで、インターネットサイト「PureVolume」にて人気を獲得。
「ジ・アカデミー・イズ」など、音楽的に同系統のパワー・ポップバンドと比べても、とにかくバカ騒ぎできるほど明るい楽曲が持ち味で、これまでリリースされた楽曲は、ほぼ全てが超ハイテンションなもので占められている。また、ミュージック・ビデオもユニークな物が多いのも特徴。
メンバー
現メンバー
- ジョナサン・クック / Jonathan Cook - (リードボーカル) (2006年-現在)
 - オースティン・ベロー / Austin Bello - (ベース、ボーカル) (2006年-現在)
 - ケレブ・ターマン / Caleb Turman - (ギター、ボーカル) (2006年-現在)
 - カイル・バーンズ / Kyle Burns - (ドラムス) (2006年-現在)
 
旧メンバー
- ケント・ギャリソン / Kent Garrison - (ピアノ/キーボード) (2006年-2011年)
 
- 2011年1月に脱退。
 
- マーク・スチュワート / Marc Stewart - (ギター) (2006年-2011年)
 
- 2011年9月に脱退。
 
ツアーメンバー
- リコ・ガルシア / Rico Garcia - (ギター) (2011年-現在)
 
ディスコグラフィー
アルバム
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       発売日
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       タイトル
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       レーベル
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     全米アルバムチャート最高位[1] | 
| 2008年4月29日 | 
       
       45位
         | 
    ||
| 2011年3月1日 | 
       
       モータウン
         |  
     
       
       33位
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| 2013年6月25日 | 
       
       94位
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シングル
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       発表
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       タイトル
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       収録アルバム
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| 2008年 | Whoa Oh! (Me vs. Everyone) | Underdog Alma Mater | 
| She's a Lady | ||
| 2009年 | What Do You Want from Me | The Weekend: Friday | 
| 2010年 | She Likes (Bittersweet Love) | |
| Keep On Bringing Me Down | Forever the Sickest Kids | |
| 2011年 | Crossroads(I Guess You Can Say Things Are Getting Pretty Serious) | |
| Summer Song | ||
| Shut the Front Door (Too Young for This) | Non-album single | |
| Mistletoe is for Quitters | ||
| 2013年 | Chin Up Kid | 
       
       J.A.C.K.
         | 
    
| Nice to Meet You | 
EPs
- Television Off, Party On (2007年7月3日)
 - The Sickest Warped Tour (2007年7月16日)
 - Hot Party Jamz EP (2008年3月22日)
 - The Weekend: Friday(胸騒ぎのウィークエンド:フライデイ) (2009年11月17日)
 
カバー
- Punk Goes Crunk: Contributed "Men in Black", originally by ウィル・スミス (2008年)
 - Underdog Alma Mater: Deluxe Edition: Contributed "Love Story", originally by テイラー・スウィフト (2009年)
 - Punk Goes Classic Rock: Contributed "Crazy Train", originally by オジー・オズボーン (2010年)
 - Punk Goes Pop 5: Contributed "We Found Love", originally by リアーナ (2012年)
 
ゲスト参加
- "Lucky Girl" by The Tattle-Tales(ft. Forever the Sickest Kids) (2006年)
 - "Jumping(Out the Window) (The Remix) [Guitar Down Version]" by Ron Browz(ft. Forever the Sickest Kids) (2009年)
 - "Um Lance, Não Um Romance" by Cine(ft. Forever the Sickest Kids) (2010年)
 
脚注
- ^ “ビルボード・アルバムチャート”. billboard (billboard). オリジナルの2012年10月21日時点におけるアーカイブ。 2009年3月18日閲覧。
 
出典
外部リンク
固有名詞の分類
| ロック・バンド | 
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| アメリカ合衆国のバンド | 
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| パンク・ロック・バンド | 
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