フェアステ・ディヴィション1969 (サッカー)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/09/24 19:31 UTC 版)
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| シーズン | 1969 |
|---|---|
| 優勝 | B 1903 (5回目) |
| 昇格 | ラナス・フラーヤ ブルェンスホイ |
| 試合数 | 132 |
| ゴール数 | 477 (1試合平均3.61) |
| 得点王 | スティーン・ルェマ・ラーセン (B 1903) (15点) |
| 最多観客動員 | |
| 21.198 AaB - KB,1969年6月1日 |
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| 平均観客動員 | 6659 |
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← 1968
1970 →
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フェアステ・ディヴィション1969 は、デンマーク最上位サッカーリーグの第56シーズン目である[注 1]。B 1903が優勝し、5回目のデンマーク王座獲得を決めた[1][2][3] [4]。
方式
12クラブによるホーム・アンド・アウェー総当たり戦方式。下位2クラブがエネン・ディヴィションに自動降格する。
ハイライト
- B1903にとっては1938年以来となる久々の優勝である。またKBに続き史上2クラブ目の新規昇格組によるデンマーク1部リーグ優勝ともなった。[5]。優勝決定は最終節前週の1969年10月26日、ケーベンハウンス・イーズレッツパークに12700人の観衆を集めてのエスビャウfB戦。B1903がこれを3-1でものにした一方で、追走者AaBはヴィドウアIFにホームで1-4と敗れ、逆転は不可能となった[6]。
- 昨季王者のKBは第12節終了時6位とスタートダッシュに失敗したものの、ラスト10試合で9勝を挙げて2位となった。さらにDBU男子全国カップ戦1968-69決勝においてはフラムを3-0で下し、優勝した。KBは昨季リーグ王者の資格でUEFAチャンピオンズカップ 1969-70出場がすでに決定しているため、UEFAカップウィナーズカップ 1969-70出場権は準優勝のフラムに与えられた。
- 最終節の残留争いでは優勝経験クラブのヴァイレが崖っぷちまで追い込まれた。ライバルのB1909がB1901相手に4-2のリードを奪っていたころ、ヴァイレは敵地でヴィドウア相手に3-3の同点であった。しかしユアウェン・マークセンが土壇場で勝ち越しゴールを決めて勝利、すんでのところでヴァイレは残留を勝ち取り、B1909の降格という結果になった[7]。
- もうひとつの降格クラブはエスビャウfB、1961年から5シーズンで4回も優勝し、過去20シーズン連続で1部リーグを戦ってきた末の陥落であった。入れ替わりに、ラナス・フレーヤが来季の1部昇格を決めている。
順位表
| 順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 得率 | 点 | 出場権または降格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | B 1903 (O) | 22 | 15 | 4 | 3 | 58 | 25 | 2.320 | 34 | UC |
| 2 | KB (M) | 22 | 14 | 2 | 6 | 52 | 26 | 2.000 | 30 | |
| 3 | AaB | 22 | 12 | 5 | 5 | 52 | 26 | 2.000 | 29 | |
| 4 | ヴィドウアIF | 22 | 11 | 4 | 7 | 35 | 34 | 1.029 | 26 | ICFC |
| 5 | ホーセンスfS | 22 | 9 | 6 | 7 | 39 | 36 | 1.083 | 24 | |
| 6 | AB | 22 | 9 | 5 | 8 | 32 | 36 | 0.889 | 23 | |
| 7 | B 1913 | 22 | 8 | 3 | 11 | 33 | 40 | 0.825 | 19 | ICFC |
| 8 | ヴァイレB | 22 | 6 | 5 | 11 | 33 | 42 | 0.786 | 17 | |
| 9 | フラム | 22 | 5 | 7 | 10 | 33 | 45 | 0.733 | 17 | CWC[注 2] |
| 10 | B 1901 (O) | 22 | 7 | 3 | 12 | 58 | 38 | 1.526 | 17 | |
| 11 | B 1909 | 22 | 6 | 4 | 12 | 44 | 56 | 0.786 | 16 | 2D降格 |
| 12 | エスビャウfB | 22 | 5 | 2 | 15 | 30 | 49 | 0.612 | 12 |
フェアーズカップ出場権ランキング
ケーベンハウン (KBU)の3クラブ、フューン島 (FBU)の上位2クラブのリーグ前半戦成績を抽出したランキングである。1位が出場権を獲得する。KBはチャンピオンズカップ、フラムはカップウィナーズカップが確定していたので、ランキング対象外。
ケーベンハウン
ヴィドウアは1969年5月17日、13000人の観衆が集まったイェントフト・ステージョンでB1903を相手に0-1から3-2の逆転勝ち。これにより前半戦ケーベンハウン勢1位を確定させた。
| 順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 得率 | 点 | 出場権 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ヴィドウアIF | 11 | 7 | 2 | 2 | 18 | 14 | 1.286 | 16 | インターシティーズ・フェアーズカップ 1969-70 |
| 2 | B 1903 | 11 | 6 | 3 | 2 | 21 | 10 | 2.100 | 15 | |
| 3 | AB | 11 | 2 | 3 | 6 | 8 | 18 | 0.444 | 7 |
出典: haslund.info
順位の決定基準: 1) 勝ち点 2) 平均得点率
順位の決定基準: 1) 勝ち点 2) 平均得点率
オーゼンセ
| 順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 得率 | 点 | 出場権 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | B 1913 | 11 | 4 | 3 | 4 | 14 | 14 | 1.000 | 11 | インターシティーズ・フェアーズカップ 1969-70 |
| 2 | B 1909 | 11 | 3 | 3 | 5 | 19 | 20 | 0.950 | 9 |
出典: haslund.info
順位の決定基準: 1) 勝ち点 2) 平均得点率
順位の決定基準: 1) 勝ち点 2) 平均得点率
脚注
注釈
- ^ a b 1991年シーズン以降「フェアステ・ディヴィション」はデンマーク2部リーグの名称となっている。
- ^ KBがDBU男子全国カップ戦1968-69で優勝しリーグ・カップの二冠を達成したため、準優勝のBKフラムにCWC出場権が譲渡された。
出典
- ^ “Historien om Danmarksmesterskabet i fodbold” (デンマーク語). www.dbu.dk. 2024年2月4日閲覧。
- ^ a b “DANMARKSTURNERINGEN 1969: 1. DIVISION” (デンマーク語). www.haslund.info. 2024年2月4日閲覧。
- ^ “Vindere”. www.dbu.dk. 2024年6月22日閲覧。
- ^ “Danish League Tables 1927-1998”. Rsssf.com. 2024年6月22日閲覧。
- ^ “50 år siden B 1903s unge oprykkere vandt guld”. www.fck.dk. 2024年6月22日閲覧。
- ^ “11 unge løver”. Politiken, 27. oktober, 1969. pp. 13
- ^ “Lykkelige jyder”. Aarhus Stiftstidende, 3. november, 1969. pp. 16
- ^ “Danmarksturneringen 1969, Resultater”. Danskfodbold.com. 2024年6月22日閲覧。
外部リンク
- フェアステディヴィション1969_(サッカー)のページへのリンク
