ハナムシロガイとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ハナムシロガイの意味・解説 

ハナムシロガイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 00:42 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

ハナムシロガイは、有毒種の貝。


日本で中毒原因となる有毒種は、小型ではエゾバイ科バイ、ムシロガイ科のキンシバイ、大型ではフジツガイ科のボウシュウボラである。

ムシロガイ科のアラレガイとオオハナムシロ(ハナムシロガイ)、オキニシ科のオオナルトボラからもフグ毒の検出例がある。

その他、中国大陸ではムシロガイ科のZeuxis samiplicutus、台湾では同科のオキナワハナムシロとサメムシロ、マクラガイ科のジュドウマクラなども有毒で、中毒を引き起こしている。 https://www.chem-station.com/yukitopics/hugu.htm

概要

有毒部位 - 筋肉、内臓

中毒発生状況

バイによるフグ毒中毒は1957年に新潟県寺泊産、1980年に福井県坂尻産のもので発生している。キンシバイによる中毒は2007年に長崎県、2008年に熊本県、2015年に長崎県で各1件発生し、それぞれ1名の患者を出している。ボウシュウボラによる中毒は1979年から1987年にかけて静岡県、和歌山県、宮崎県で各1件発生し、患者総数は4名である。小型巻貝によるフグ毒中毒は中国大陸では320件以上、台湾でも9件が報告されている。 http://www.sea-net.pref.fukuoka.jp/gaiyo/kenkyuu/Vol16/k16-25.pdf

中毒症状

魚類のフグ毒中毒と同じ

毒成分

テトロドトキシン

参考




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ハナムシロガイのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ハナムシロガイ」の関連用語

ハナムシロガイのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ハナムシロガイのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのハナムシロガイ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS