ステファノ・グロンドーナとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 音楽家 > 演奏家 > クラシックギター奏者 > ステファノ・グロンドーナの意味・解説 

ステファノ・グロンドーナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 07:37 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

ステファノ・グロンドーナStefano Grondona, 1958年 - )はイタリアのギタリスト。セルジョ・ノターロおよびオスカー・ギリアに師事。マスタークラスでジュリアン・ブリームアンドレス・セゴビアにも師事している。セゴビアは、ジョン・ウィリアムスオスカー・ギリア、アリリオ・ディアスらとともに、「お気に入りの弟子」としてグロンドーナの名をあげている。グロンドーナ自身がクラシカルギターを始めたきっかけはアンドレス・セゴビアのレコードを聴いたことである。

数々のコンクールで入賞し、幅広いレパートリーで演奏活動を行っている。ヴィチェンツァ音楽院で後進の指導にあたる他、ロンドン王立音楽アカデミー, ギルドホール音楽学校などでマスタークラスを受け持っている。

作曲家/ギタリスト、ミゲル・リョベートに強い関心を抱いている。リラ・オルフェ(ミゲル・リョベートが率いた撥弦楽器アンサンブル)にちなんだノヴァ・リラ・オルフェというギターアンサンブルを展開している。また、リョベート全作品(オリジナルソロ曲、ソロ編曲、デュオ編曲、アンサンブル編曲)を録音している。また、全作品の楽譜も出版計画中である。

今までに数多くのアントニオ・デ・トーレスを使用してきている。またアクイラ弦の製造元ミンモ・ペルッフォと共同でガット弦の製作に関わるなど、楽器や弦の観点からも響きを追求している。

ピアニストのアルド・チッコリーニとCDを作る計画がある。

通算9度来日している(2008年8月29日現在)。

京都府南丹市美山町で隔年に行われる美山ギター音楽祭の主任教授である。

ディスコグラフィー

  • Stefano Grondona Plays Bach, Henze Petrassi
  • Novecento
  • La Guitarra De Torres
  • Lo Cant Dels Aucells
  • Baroque Images
  • Evocacions
  • La Leona
  • Homenaje
  • Respuesta
  • Humoresque

賞歴

  • 第1回ガルニャーノ国際ギターコンクール1位(1976)
  • 第11回アレッサンドリア国際ギターコンクール1位(1978)
  • Diploma di merito (キジアーナ音楽院)
  • Golden Guitar
  • IPECC 
  • セゴビア国際ギターコンクール第3位(1981)

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ステファノ・グロンドーナ」の関連用語

ステファノ・グロンドーナのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ステファノ・グロンドーナのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのステファノ・グロンドーナ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS