シンガポール環境保護管理法とは? わかりやすく解説

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シンガポール環境保護管理法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/22 14:52 UTC 版)

シンガポール環境保護管理法 (英: Environmental Protection Management Act 1999、略称EPMA)とは、シンガポールのNEA(国家環境庁)が所管する法律。1999年に制定されたEPCA(環境汚染防止法)に置き換わるものとして、2008年に施行された。

本文の構成

同国の環境基本法であり、特定有害物質(Hazardous substances)の製造・輸入等にライセンス取得を義務付ける有害物質規制、大気汚染・水質汚染・温室効果ガス規制など環境汚染全般の規制に関する法律である。[1]

 Part 1 序文
 Part 2 行政組織
 Part 3 指定施設(Scheduled Premises)の使用
 Part 4 大気汚染規制
 Part 5 水質汚染規制
 Part 6 土壌汚染規制
 Part 7 有害物質規制(Hazardous Substances)
 Part 8 騒音規制
 Part 9 ライセンス
 Part 9a 特定管理作業における汚染規制要求事項
 Part 10 環境汚染規制対策
 Part 10a 温室効果ガス規制(GHG)
 Part 11 行政執行
 Part 12 補償、損害賠償
 Part 13 雑則

別表

別表1 (FIRST SCHEDULE) 指定施設

環境汚染度が高い施設として、セメント工事・石油工事・金属スクラップ回収などに使われる14種類の施設が指定されている。[2]

別表2(SECOND SCHEDULE)有害物質の管理

ここでは本文Part7の有害物質規制が適用される物質、およびその除外用途(Exclusions)が規定されている。[3]

PART I 有害物質(Hazardous Substances)

 PCB・PFOA・デクロランプラス・MCCPsなど、主にストックホルム条約(POPs条約)で廃絶指定された物質が収載されている。

Part II 一般除外用途(General Exemptions)

 PART Iの個別の除外用途とは別に、以下はこの法律の一般除外用途(General Exemptions)とされる。
  *接着剤(PFOA、PFHxS、PCN、SCCPsを含まないもの)
  *防汚剤
  *建築材料(アスベスト、デクロランプラス、UV-328を含まないもの)
  *セラミックス
  *ディステンパー塗料
  *電動バルブ
  *エナメル塗料
  *爆薬(デクロランプラス、UV-328を含まないもの)
  *充填剤(PFOA,PFHxSを含まないもの)
  *にかわ
  *インク
  *ラッカー溶剤
  *填料
  *潤滑剤(PCN、SCCPs、デクロランプラス、UV-328を含まないもの)
  *マッチ
  *ディーゼル、ガソリン以外の自動車燃料
  *医薬品スプレー/エアロゾル(デクロランプラス、UV-328を含まないもの)
  *写真用紙(デクロランプラス、水銀を含まないもの)
  *顔料(PART IのTBT化合物を含まないもの)
  *プラスチック(PCN、SCCPsを含まないもの)
  *推進剤(ODS、水銀を含まないもの)
  *ゴム(デクロランプラス、UV-328を含まないもの)
  *ワニス(PFOA、PFHxS、デクロランプラス、UV-328を含まないもの)
  *維管束植物とその種子

Part III 銅系防汚塗料、亜鉛系防錆塗料のラベル表記について

別表3(THIRD SCHEDULE)規則制定事項

  1. ^ https://sso.agc.gov.sg/act/epma1999
  2. ^ https://sso.agc.gov.sg/act/epma1999?ProvIds=Sc1-#Sc1-
  3. ^ https://sso.agc.gov.sg/act/epma1999?ProvIds=Sc2-#Sc2-



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