シェルシェル岬沖海戦とは? わかりやすく解説

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シェルシェル岬沖海戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/29 17:29 UTC 版)

シェルシェル岬沖海戦スペイン語:Batalla del cabo Cherchel)はスペイン内戦中の海戦の一つ。当時のフランス領アルジェリア、シェルシェル沖合いで反乱軍側の重巡洋艦「バレアレス」と、政府軍側の軽巡洋艦「リベルタード」、「メンデス・ヌニェス」とが交戦した。

経過

1937年9月2日早朝、「バレアレス」が偶然、軽巡洋艦と駆逐艦に護衛された政府軍側の船団と遭遇した。戦闘で「バレアレス」が大きな損害を受けた。船団にとって最大の脅威は「バレアレス」自体ではなかった。船団の位置が知られることで航空攻撃を受ける虞があり、それ故4隻の駆逐艦はすぐに戦闘をやめ商船の護衛を続けた。その一方、軽巡洋艦「リベルタード」と「メンデス・ヌニェス」は「バレアレス」と交戦した。「リベルタード」の攻撃で「バレアレス」は一時的に砲撃不能になった。だが、「バレアレス」は損害を修復し追跡を再開した。午後、両軍は再び出会った。「リベルタード」は「バレアレス」にさらに2発の命中弾を与え撃破した。海戦後政府軍の船は空襲を受けたが、被害はなかった。

両軍の部隊

政府軍

反乱軍

参考文献

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