コンカニ語訳聖書とは? わかりやすく解説

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コンカニ語訳聖書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/29 04:11 UTC 版)

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コンカニ語訳聖書(コンカニごやくせいしょ)では、キリスト教聖書コンカニ語への翻訳を扱う。

コンカニ語はインド・アーリア語派インド・アーリア語派に属する言語で、おもに南インドゴア州およびその周辺で話されていて、ゴアの公用語である。表記にはデーヴァナーガリー文字を使い、キリスト教徒はラテン文字を使う。

概要

聖書のコンカニ語への翻訳は、イエズス会師イグナツィオ・アルアモネ(Ignazio Arcamone、1615年 - 1683年)が聖書の一部を翻訳したことに始まる。これは1667年に『Sogllea Vorunsache Vanjel』として、ラショル神学院(Rachol Seminary)から出版された。この文書は現在残っていない。

1818年、『新約聖書』はラテン文字を使ってコンカニ語に翻訳された[1]カンナダ文字を使った聖書は、1977年ウィリクァム・ダ・シルヴァ(William Robert Da Silva)によって翻訳されて、全聖書『Baibol』を翻訳したのは彼が最初で、これに独力で30年かけた。2000年に、2番目のカンナダ語全聖書『Pavitr Pustak』がウィリアム・バルボサ(William B. Barboza)により行われた。2006年、3番目の全聖書『Povitr Pustok』はマヌエル・ゴメス(Manuel Gomes)により翻訳された[2]。これはラテン文字による。

聖書を部分的に翻訳した人物には、ウィリアム・ケアリーなどがいる。

翻訳の例

翻訳書 ヨハネ 3:16 (コンカニ語)
The Bible in Konkani[3]

Khorench, Tacher bhavart tthevta tea dôr-eka mon’xacho nas zaina zaunk punn taka Sasnnik Jivit mellchê khatir, Devan Aplea ekleach Putak dilo: itlo Tannem sonvsaracho môg kelo!.

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