グラーツ・フィルハーモニー管弦楽団
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グラーツ・フィルハーモニー 管弦楽団 |
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原語名 | ドイツ語: Grazer Philharmoniker |
出身地 | ![]() |
ジャンル | クラシック音楽 |
活動期間 | 1950年 - |
公式サイト | Grazer Philharmoniker |
グラーツ・フィルハーモニー管弦楽団 (グラーツフィルハーモニーかんげんがくだん、ドイツ語: Grazer Philharmoniker) は、オーストリアのグラーツに本拠を置くグラーツ歌劇場専属のオーケストラ。
概要
1950年に、グラーツ市立管弦楽団とアルペンラント放送管弦楽団の二つの楽団が合併してグラーツ・フィルハーモニー管弦楽団が結成された[1]。 前身であるグラーツ市立管弦楽団は、1894年にシャルクの指揮で、ブルックナーの交響曲第5番の初演を行っている[2]。
グラーツ歌劇場(Oper Graz)の専属オーケストラとして、オペラ、バレエ、ミュージカルの公演を中心に、シュタイアーマルク州音楽協会 (シュテファニエンザール) などにおける交響楽や室内楽のコンサートなど幅広い演奏活動を行い、また国内外の音楽祭にも出演している[1]。
これまでに、カール・ベーム、セルジュ・チェリビダッケ、ズービン・メータなどの指揮者が客演している[1]。
歴代首席指揮者
- ヘルベルト・アルベルト (1950年–1952年)
- ベリスラフ・クロブチャール (1960年–1971年)
- ニクシャ・バレザ (1981年–1990年)
- マリオ・ヴェンツァーゴ (1991年–1994年)
- フィリップ・ジョルダン (2001年–2004年)
- ヨハネス・フリッチュ (2006年–2013年)
- ディルク・カフタン (2013年–2017年)
- オクサーナ・リーニフ (2017年–2020年)
- ローラント・クルティヒ (2020年–2023年)
- ヴァシリス・クリストプーロス (2023年– )[3][4][5]
脚注
出典
- ^ a b c “Grazer Philharmoniker” (ドイツ語). Opera Graz. 2025年7月5日閲覧。
- ^ “Leben : Wien III. (1890 – 1896)” (ドイツ語). Bruckner Online. Leben. 2025年7月5日閲覧。
- ^ “グラーツ発 〓 グラーツ歌劇場の音楽総監督にヴァシリス・クリストプロス”. 月刊音楽祭. 楽壇ニュース (2022年12月23日). 2025年7月1日閲覧。
- ^ “グラーツ発 〓 グラーツ歌劇場が首席指揮者を務めるヴァシリス・クリストプーロスとの契約を延長”. 月刊音楽祭. 楽壇ニュース (2025年2月28日). 2025年7月5日閲覧。
- ^ “Chief conductor Vassilis Christopoulos extends contract until 2028!” (英語). VASSILIS CHRISTOPOULOS (2020年2月7日). 2025年7月5日閲覧。
外部リンク
- Grazer Philharmoniker - 公式ウェブサイト
- グラーツフィルハーモニー管弦楽団のページへのリンク