アブドルアジズ・アール=アッシャイフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/24 10:57 UTC 版)
アブドルアジズ・アール=アッシャイフ
|
|
---|---|
![]()
アブドルアジズ・アール=アッシャイフ
|
|
生誕 | 1943年2月10日![]() |
死没 | 2025年9月23日 (82歳没) |
職業 | 大ムフティー |
アブドゥルアジーズ・ビン・アブドゥッラーフ・ビン・ムハンマド・ビン・アブドゥッラティーフ・アール=アッ=シャイフ(アラビア語: عبد العزيز بن عبد الله بن محمد بن عبد اللطيف آل الشيخ、1943年2月10日 - 2025年9月23日)は、サウジアラビアにおけるイスラム教徒の最高位の宗教指導者たる大ムフティーである。
人物
1999年に死亡したアブド・アル=アズィーズ・ビン・アブドゥッラー・ビン・バーズの後を継いで就任した。最高法官、最高ウラマー会議議長、ファトワー局長官を兼任している。
2001年4月にポケモン禁止のファトワーを出し、2004年2月にバレンタインデー禁止のファトワーを出すなど、サウジアラビアでの外国文化否定派の指導者としても有名である。
イスラム社会の女性の早婚への批判に対してシャリーアでは10歳の少女でも結婚・セックスの対象とすることができ、批判者は少女への不正義を行っていると逆に批判した[1]。
2025年9月23日の朝に死去[2]。
脚注
- ^ 「10歳少女の結婚も法的に可能」、サウジのイスラム教最高指導者AFP・BBニュース、2009年1月16日付
- ^ “Grand Mufti of Saudi Arabia has passed away: Royal Court” (英語). Al Arabiya English (2025年9月23日). 2025年9月23日閲覧。
外部リンク
先代 アブド・アル=アズィーズ・ビン・アブドゥッラー・ビン・バーズ |
サウジアラビア大ムフティー 1999-2025 |
次代 サリーフ・イブン・フマイド |
- アブドルアジズ・アール=アッシャイフのページへのリンク