服部修一とは? わかりやすく解説

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服部修一

服部修一の俳句

いまだ効かぬベータカロチン百日紅
うつぎ咲くこれより越前鯖街道
そは暗き海鳴りであり椋鳥乱舞
やすやすと手紙がとどく終戦日
アカシア降る遠国だから手をつなぎ
クリスタルな首府花粉が静かに降り
コロスマデエサヤルンデス百日紅
タンポポのあなたここらが北限です
パンジーは育ちざかりの八重歯かな
ヒロシマや咲いていますか山帽子
ビール飲も牛の背中に聞いている
三月の海を見ている金魚かな
人間の食えないダリアエルニーニョ
信心の薄きが巡る堂の闇
八月の僕ら照葉樹林の子
六月の眩暈のような箱届く
冬の田に機械引き出し父の晩年
台風すぐ沖にいて家並みの灯
台風のまっただ中のガラスの家
団塊と呼ばれてきたねふきのとう
夜神楽や舞台の裏が見えている
天空の秘密のブーゲンビリアかな
幾日も悲しい太鼓川向こう
座布団をもらうつもりのブッシュ柑
愛すべし椋鳥は鈴生り君は弓なり
敗戦忌蟬より多い蟬の穴
日暮里へ急ぐ九段の桜かな
日曜の大きなてのひら銀杏降る
月曜日ひとつ足りない曼珠沙華
木の葉降る僕たちだった滑り台
木犀の風が好きです扁桃腺
木犀は気流歩いたり泳いだり
柿をむく母よ左は見えますか
母恋いの掌ひらき青木の実
汝は白い一本の杭百舌猛る
沖縄やハイビスカスは飛び立たぬ
犇めくは悲しみであり花樗
秋桜ショートカットで君が来る
花あざみ隣の牛が消えている
花冷えや霞ヶ関を跳ぶ鴉
菜の花は菜の花畑の中にかな
菜の花やくまのプーさんうずくまる
薔薇咲いて農学教師に嫁ぎます
蜻蛉来る高階という軽い軛
蜻蛉浮くみんな適切な距離感
街じゅうでうなるエアコンエノラゲイ
身の振り方コバノセンナに聞いてみよう
逆単身赴任妻の座仏の座
長崎忌おんなはときどき目を開ける
長崎忌幾たび人は目瞑るや
 




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