ともしび (1954年の映画)
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ともしび | |
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監督 | 家城巳代治 |
脚本 | 家城巳代治、神谷量平、寺田信義 |
製作 | 伊藤武郎、川久保勝正 |
出演者 | 内藤武敏、香川京子、中村伸郎、大塚弘、松山梨絵子 |
撮影 | 木塚誠一 |
配給 | 北星 |
公開 | 1954年6月22日 |
上映時間 | 97分 |
製作国 | ![]() |
言語 | 日本語 |
『ともしび』は、1954年に公開された日本映画。新世紀プロ製作、家城巳代治監督作品。脚本は家城巳代治、神谷量平、寺田信義による。上映時間97分[1]の白黒作品。
あらすじ
山村の小学校に新任教師(内藤武敏)が赴任し、子供たちの教育に力を注ぐ姿を描いた作品。教師は地域に溶け込みながら村人との交流を深めていくが、生活は困窮しており、妹(香川京子)と二人で慎ましい暮らしを送っている。教育に情熱を注ぐ兄と、それを支える妹の姿を通して、戦後農村の現実と教育への希望を描き出している。[2]
キャスト
- 内藤武敏
- 香川京子
- 中村伸郎
- 大塚弘
- 松山梨絵子
スタッフ
公開
- 1954年6月22日、日本公開[3]。
製作
『ともしび』は、秋田県平鹿郡福地村(現・横手市山内地域)でロケ撮影が行われた[4]。

評価
2005年にはラピュタ阿佐ヶ谷の特集上映「昭和の銀幕に輝くヒロイン 香川京子」にて再上映され、戦後農村の教育映画として再評価がなされている[2]。
出典
- ^ “ともしび(1954) : 作品情報・キャスト・あらすじ”. 映画.com. 2025年9月17日閲覧。
- ^ a b “昭和の銀幕に輝くヒロイン 香川京子(第19弾)”. ラピュタ阿佐ヶ谷. ラピュタ阿佐ヶ谷 (2005年). 2025年9月16日閲覧。
- ^ “ともしび(1954)”. キネマ旬報データベース. キネマ旬報社 (1954年6月22日). 2025年9月16日閲覧。
- ^ “映画『ともしび』(1954年、家城巳代治監督)について”. 国立国会図書館リサーチ・ナビ(秋田県立図書館) (2022年12月26日). 2025年9月20日閲覧。
外部リンク
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