JDCシリーズの登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/27 04:01 UTC 版)
JDC以外の探偵
- 冬扇 夜美子(とうせん よみこ)
- 島根県で私立探偵事務所を経営する純和風の大和美人。十九の幼なじみでかつては許嫁だった。彩紋家事件で直近の親族を喪い、遠戚の冬扇家に引き取られた。
- 父・黄泉は奇術道具作りの名人で、十九の義父・乱馬と親交があった。九十九家の別荘・春夏秋塔を建築したのも黄泉。心理分析の達人で、小中(こなか)大学で心理学の講師を務める。その分析力は十九も全幅の信頼を寄せるほど。
- 犬神 夜叉(いぬがみ やしゃ)
- 不眠探偵。
- 15歳。推理法は、不眠閃考。自身の理論では、人間の脳は起床後約30時間で冴え始め、約90~95時間で天啓を閃考させられる。その推理法を伝授したのは、中国の禅僧。
- 自称、犬神家の末裔。犬神家殺人事件の生き残り、佐清と珠世の孫に当たる。琥珀色の瞳とウェーブがかった髪の毛が特徴。自称・流浪の私立探偵。一人称は「余」。右肩にボンベイの黒猫を載せている。
- 半斗 昏夢(はんと くらいむ)
- 乳児探偵。
- 半斗舞夢の長女。RISE関係者であった父の遺伝子を受け継いだことで、犯罪オリンピック現象のことが分かり、それが母体の舞夢にも伝わった。1996年10月31日生。妊娠中は双子だったが、生まれたのは一人だった。
その他
- 龍宮 乙姫(りゅうぐう おとひめ)
- 龍宮城之介の姉。
- 大学時代、トラックに轢かれそうになった犬を助けようとして、トラックの下敷きになってしまい、下半身不随となる。現在は車椅子生活を送っている。「たかが犬のために」と周囲には責められたが、本人は全く後悔しておらず、その後その犬を引き取った。
- 事故以来、隠者としての生活を選択。元々本好きだったこともあり、ありとあらゆる本を読み倒し、博覧強記の権化となった。城之介にJDC入りを勧められるほどだが、浮き世と縁を持つことはできない、と断り続けている。幽弥とは城之介を通じて知り合った。正反対の性格に互いに興味を持ち、惹かれ合い、付き合うことになった。
- 玉手箱(たまてばこ)
- 乙姫が命を賭してまで助けた犬。犬種はゴールデンレトリバー。事故後乙姫に引き取られ、訓練を受け、現在は乙姫の介助犬として乙姫を支えている。
- 狭間 黒夫(はざま くろお)
- 京都府警の鑑識課に勤める。幻影城殺人事件で霧華舞衣と知り合い、次第に仲が進展し、恋人同士となる。バツイチ。
- 丹奈 左膳(たんな さぜん)
- 半斗舞夢の夫。夫婦別姓。ニックネームは「旦那さん」。大阪の銀行に勤めている。右目は義眼。
- 舞夢とは1992年に出会い、関係を深めていく。実はRISEのドッグ。当初は舞夢の「JDC補佐」という肩書きに興味を持って近づいたが、次第に彼女の人間的な部分にも惹かれるようになった。舞夢は決してJDCの機密情報を漏らすことはなく、利用できないならば純粋に愛そうとした。
- 妊娠中の妻が天才妊婦探偵として覚醒したことで、実際には何も話していないが、明らかに妻の予言の責任は自分にあると、RISEから逃亡を図る。ボウ・レイクへ身を投げる。
JDCトリビュートの登場人物
JDCトリビュートのみに登場する人物。
- 虚野 勘繰郎(むなしの かんぐろう)
- 探偵志望者。
- 蘿蔔 むつみ(すずしろ むつみ)
- かつて探偵を志した者。
- 宇田川 樒(うたがわ しきみ)
- 探偵。
- 逆島 あやめ(さかしま あやめ)
- かつて探偵だった者。
- 椎塚 鳥籠(しいづか とりかご)
- 逆島あやめの相棒。
- 伽濫堂 天晴(がらんどう あっぱれ)
- BDCのメンバー。“則天去私”を使う。
- 目茶 図流子(めちゃ ずるこ)
- BDCのメンバー。既書確認探偵。
- 魔尼夜 雄嵩(まにや ゆたか)
- BDCのメンバー。接吻鑑定探偵。
固有名詞の分類
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