伊藤まく
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/31 02:56 UTC 版)
来歴
鈴木慶一プロデュース「陽気な若き博物館員たち」にて、デュオ・CHILDRENとしてデビュー。
鈴木は当時彼らの音楽を「日本人でこんな歌聞いたことがない」と評した(音楽評論家・菅岳彦執筆。音楽雑誌「Steady」誌の「陽気な若き博物館員たち」発売記念特集記事より)。
同アルバムには、直枝政広、近藤達郎らが参加。いとうまくと近藤達郎は、CDデビュー以前に、同じバンドで活動した事がある。近藤はその後、金子マリとバックスバニーに参加。
メトロファルスのアルバムにおいて、白井良明が弾いたシタールは、いとうまくが所有していたものを貸し出したもの。
一方で日本のノイズミュージックシーンにおいても、NORDとして活動を行う。彼らはMerzbowと度々コラボレーションを行った。Merzbow、NORD、K.K.Null(当時Null)の集団ノイズ演奏と、アート集団・Bゼミの大規模インスタレーションアートとのコラボレーションも実施(横浜市民ギャラリー)。NORD(片山・いとう)とMerzbow(秋田・水谷)のコラボレーション音源は、秋田のZSFレーベルより「Merzbow with NORD」としてリリースされた。
伊藤まく在籍時のNORDの音源は「Electronic Initiation(Kinky Disc)」等(以下詳細)。
ソロ活動開始後は、小林嵯峨等の舞踏家や、灰野敬二、向井千恵、マジカル・パワー・マコ等とコラボレーションを行っている。
2008年には灰野敬二とユニット
2011年「”Aoyama Noise” Live at Cay/伊藤まく,美川俊治,大友良英(Airplane Label)」発売。イベント・”Stoned Soul Picnic”を90回以上主主宰。東京の即興音楽家、ダンサー・パフォーマーを集めたジャパノイズ・オーケストラを主宰。座・高円寺、大さん橋ホール等で公演を行う。ソロのCD音源としては「Inner Trance Organ(ITO)(PSF、2016年)」リリース。
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