マリオカート ダブルダッシュ!!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/29 01:13 UTC 版)
開発
タイトルの「ダブルダッシュ」は2人乗りであることから名付けられた[4]。2人乗りに関しては、サイドカーレースの見た目の良さを感じた、プロデューサーの高橋伸也が導入に意欲を持ったが、当初は従来通り1人乗りとの両方の可能性を模索していた[4]。試作段階になっても、チーフディレクターの水木潔とプログラムディレクターの山本健二は「マリオカートとは異なるゲームになるのではないか」と想定して、1乗り仕様と2人乗り仕様とで並行して製作していた[4]。
カートに関してはフルポリゴンで、タイヤも4つ全部が動くようになり、サスペンションも存在するなど、リアルさにこだわった[4]。
グラフィックに関しては、デザインマネージャーの渡辺剛は原点回帰をして、ファミコン時代のマリオの世界を洗練させ、かわいいけれど子供だましではない世界の構築に努めたと述べている[4]。
アクションに関しては2段ジャンプなど様々構想していたが、操作ボタン不足や操作の複雑さに繋がるために断念した[4]。
音楽に関しては田中しのぶは全体的には前作と同じ構成だが、前作よりアップテンポなものを目指したと述べている[4]。
ゲームバランスに関しては日本国外でも発売する上、マリオカートシリーズは世界中にファンがいるため、幅広い年代、国内外のユーザーの老若男女を意識して調整された[4]。
関連項目
- マリオカート アーケードグランプリ、マリオカート ツアー - スペシャルアイテムのシステムを部分的に採用。
- スーパーマリオサンシャイン - ピーチビーチは同作をイメージしたステージであり、同作が初登場のクッパJr.やボスパックンもプレイヤーキャラクターとして登場する。シャインもいただきシャインのモードで登場する。
- 稲垣吾郎(SMAP)- TVCMのイメージキャラクター。本人がマリオに扮して「イナガキマリオ」という名前でCMに出演した。
外部リンク
- マリオカート ダブルダッシュ!!
- Nintendo Online Magazine 2003年12月号 N.O.Mから冬のおくりもの クリスマスギフトカタログ - ウェイバックマシン(2003年12月4日アーカイブ分)
注釈
出典
- ^ “Mario Kart: Double Dash!!(JPN)”. 2014年11月5日閲覧。
- ^ a b c “Mario Kart: Double Dash!!”. 2014年11月5日閲覧。
- ^ マリオカート ダブルダッシュ!!【プレイレポート】 - ウェイバックマシン(2003年12月10日アーカイブ分)
- ^ a b c d e f g h マリオカート ダブルダッシュ!!【開発スタッフインタビュー】 - ウェイバックマシン(2003年12月12日アーカイブ分)
固有名詞の分類
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