ブルーアーカイブ -Blue Archive- 登場人物・組織

ブルーアーカイブ -Blue Archive-

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/26 15:56 UTC 版)

登場人物・組織

世界観

本作の舞台となる学園都市「キヴォトス」は未来的な雰囲気で描かれている一方、それ以外のエリアではポストアポカリプスじみた雰囲気を持っている[12]。 また、キヴォトスを構成するそれぞれの学校は国に相当する存在であり、学校同士が対立している場合もある[12]。 なお、本作には主人公である「先生」以外の大人も存在するが、生徒たちを利用したりする者や、善良な性格であっても生徒たちの協力者ではない者[注 3]もいる[12]

劇中に登場する女子キャラクター(主にキヴォトスに存在する各学校の生徒)は頭にヘイロー(後述)があり、獣耳や尻尾、角、天使もしくは悪魔のような羽根などをもつ者も珍しくない(だが動物のような特性があったり空が飛べたりするわけではない)。普段から銃火器や爆発物などを携行している。戦車や軍用ヘリを所持・使用している場合もある(戦車は第二次大戦時の、ヘリは現代のものの描写になっている)。小さなトラブルですらそれら銃火器・兵器が使用されることは日常茶飯事だが、ヘイローによって守られているため死ぬことはなく、負傷することすらまずない。

どの学校の生徒も女子しか描写されていない。一般市民や大人などはゲマトリアを除き、人間の言葉をしゃべる動物もしくはロボットのような姿で描かれている。プレイヤーである「先生」の姿は本編ゲームでは描写されていない(コミカライズなどでは描写があるものもある)。「先生」にはヘイローがないため、被弾すると死傷してしまいかねず、実際に負傷する展開もある。

キヴォトスの周辺地理・歴史的環境については特に説明されていないが、コンビニでおにぎりを売っていたり、正月の行事があったりバレンタインデーチョコを贈ることが行われていたり温泉で浴衣を着たりと、日本的文化が大きく描写されている。

用語集

先生
本作の主人公にしてプレイヤー。一人称は「私」。捜査部「シャーレ」の顧問だが、「キヴォトスの外からやってきた大人」であること以外謎に包まれている。年齢・性別は不明。
サンクトゥムタワー
学園都市「キヴォトス」を管理する中枢部。現在、最終管理者がいないため制御権を失った状態にある。
シッテムの箱
箱と呼ばれているが、外見はタブレット端末のような物。サンクトゥムタワーへの干渉やクラフトチェンバーの操作が可能である。
シャーレ(S.C.H.A.L.E)
連邦捜査部。ストーリーの中心となる組織で、ロゴマークはヘイローを軸にしたデザインとし公的機関のイメージや社員証に似合う志向とした[8]
クラフトチェンバー
連邦捜査部「シャーレ」の地下にある謎の物体。あらゆる物質を作り出すことが可能。
デカグラマトン
自身を神聖な求道者と主張するAIで、信奉者は10人存在する。
ヘイロー
「キヴォトス」で生活している女性の頭の上にある天使の輪のような物で、睡眠時には消える。ヘイローを壊されない限り、被弾しても気絶する程度で済んでいる[13]。また、ヘイローを破壊するには、多量の重火器が必要となる[13]
イワン・クパーラ
レッドウィンター連邦学園で毎年開かれる夏至祭。雪が解け新緑が生い茂るめでたい時期の記念として開催されている。
大人のカード
銃器等を持ち歩かない先生の唯一にして最大の武器。黒服いわく「命を削るもの」「生活の諸々をきちんと解決するもの」「大事なことのために使うべきもの」。メインストーリーFinal「あまねく奇跡の始発点」第4章にてクレジットカードであることが判明している。
カイザーコーポレーション
系列会社に民間軍事会社(PMC)であるカイザーPMC、金融業のカイザーローン、業種不明のカイザーコンストラクション、カイザーインダストリーなどがある。
ユスティナ聖徒会
トリニティ総合学園の派閥の一つ、シスターフッドの前身にあたる分派。戒律の守護者。約束を破る者たちに対処する制約の役割を持つ武力集団。
ゲマトリア
敵キャラと中立キャラが居る組織。黒服、マエストロ、ゴルゴンダ&デカルコマニー、ベアトリーチェの四人。
C&C
五人からなる部活動でメイド服を着ているが、その殆どは潜入調査など。ストーリー上では2章から、イベント上では戦場のバニーチェイサー、白亜の予告状に登場している。

システム

ストーリー

本作では「メインストーリー」のほかにキャラクター同士のつながりや部活動の様子が描かれる「グループストーリー[注 4]」。メインストーリーでは見れない生徒間の交流や学園同士の交流が描かれる「ミニストーリー」が存在する。また、イベントを含めたすべてのストーリーは「アーカイブ」より見返すことが可能である。

通常任務

通常任務はエナジーを消費してアイテムを獲得できるターン制バトル。

Hard任務は特定の生徒の神名文字を獲得できる。

指名手配

チケットを消費することでできる特別任務。ステージの種類によって獲得報酬が変わる

学園交流会

チケットを消費して特定の部活のキャラと戦って報酬を獲得する。

特別依頼

特別依頼には「拠点防衛」と「クレジット回収」の2種類があり、「クレジット回収」は時間内に箱を攻撃してクレジットを獲得するもので、「拠点防衛」は奥からの迫りくる敵を退治するものである。

それぞれ報酬は「拠点防衛」がレポートで、「クレジット回収」がクレジットである。

戦術対抗戦

自分のキャラを編成してほかプレイヤーと戦う。スキルはオート発動固定なのでレベル差によって勝敗が決まりにくい。

放置すればクレジットと戦術対抗戦コインが貯まる。

イベント

イベント
定期的に開催される本編とは別にストーリーなどが追加されるコンテンツ。イベントを進めるごとにアイテムなどの報酬を手に入れることができる。また、イベントを進めることで加入する生徒も存在する。
イベントではイベント任務によって獲得できる専用アイテムで商品を購入したり、ミニゲームで遊べる。
現時点のミニゲームは、スゴロク、ミニRPG、弾幕ゲーム、ガチャ、タロット等がある
総力戦
部隊を編成しボスに挑むコンテンツ。総力戦ボスのHPは非常に高く設定されており、1部隊で倒すのは難しいため、ボス1体に対して4部隊まで組むことが可能となっている。総力戦では順位によって、シーズン終了後
総力戦コイン、青輝石、トロフィーなどがもらえる。
合同火力演習
敵を倒したタイムでスコアを競うタイムアタック形式のコンテンツ。射撃演習、防御演習、突破演習の3種類が存在する。
期間終了後合同火力演習コインが貰える
特殊作戦
不定期に開催されるイベント。内容はストーリーとクエストで構成されており、ストーリーはメインストーリーでは語られなかったパートを紐解いていくものになっている。
ストーリーは一回では完結せず、複数回に分けてシナリオが追加される。次回開催時には過去にクリアした箇所の続きからプレイすることができる。
連合作戦
全ユーザーで同じ「連合作戦ボス」の討伐を目指すレイドバトルイベント。それぞれのユーザーが与えたダメージが「連合作戦ボス」に反映される仕組みになっている。
「F.SCT攻略戦」より追加された最高難易度である「Insane」では攻撃タイプなどボスの設定が変わる。ボスが討伐されればイベントは終了するため、実際のイベント期間よりも早期に終了する可能性がある。
連合作戦では青輝石が大量にゲットできる
大決戦
防御タイプが変更された総力戦ボスが継続的に登場するイベント。軽装甲・重装甲・特殊装甲の3種類が同時に登場する。
戦闘するにはチケットが必要であり、チケットは毎日一枚回復する。チケットは次の大決戦には持ち込めず、リセットされる。
難易度によって試合終了後にもらえる大決戦コインの量が変わる。

注釈

  1. ^ 2021年12月16日付でNEXON GTを合併し社名を『NEXON Games』に変更[10]
  2. ^ ミッション内の実績にてvol.100であることが確認できる。
  3. ^ ニュースサイト「Gamer」によると、このような該当例として「vol.1「対策委員会編」」に登場する柴大将を挙げている[12]
  4. ^ 2022年9月28日まで「サブストーリー」という名前だった。

ユニットメンバー

  1. ^ ホシノ(花守ゆみり)、シロコ(小倉唯)、ノノミ(三浦千幸)、セリカ(大橋彩香)、アヤネ(原田彩楓





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