ドラえもんのひみつ道具 (1979年のテレビアニメ あ-い)
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赤ちゃんほんやく機
赤ちゃんほんやく機(あかちゃんほんやくき)は、「赤ちゃんほんやく機」(1993年12月17日放送、映像ソフト未収録)に登場する。
乳幼児に与えるおしゃぶりを模した道具。赤ちゃんはこれを口にくわえていると流暢な人語を話すことができる。
あげま賞
あげま賞は、「あげま賞」(2000年3月27日放送、映像ソフト未収録)に登場する。
賞状の形をしている道具。この道具で「――を――したで賞」という感じに賞を作り、その賞のとおりのことを実際にやると、賞のとおりにしてもらった人から賞状がもらえる。ただし、できそうにないことを賞にすると、賞をもらう前にその行為を実行せねばならなくなる。
あこがれミラー
あこがれミラーは、「あこがれミラー」(2000年8月4日放送、映像ソフト未収録)に登場する。
姿見鏡を模した道具。鏡に自分の姿を映して「鼻が高くなあれ」などと唱えると、鏡に映った自分の姿がそのとおりに変化する。そのまま鏡の正面から接触すると、鏡を通り抜けることができ、自分の体は注文したとおりの姿になっている。鏡の背面から通り抜けると元に戻る。
あしあとチェックスプレー
あしあとチェックスプレーは、「あしあとチェックスプレー」(1995年3月3日放送、映像ソフト未収録)に登場する。
気体の入ったスプレー缶。足跡にこれを吹き付けると、その足跡を付けた者が足跡の上に瞬間移動する。足跡の化石に使用すると、足跡を付けた者がタイムスリップして現れる。
- あしあと戻しスプレー(あしあともどしスプレー)
- 気体の入ったスプレー缶に入った。足跡に「あしあとチェックスプレー」吹き付けて現れた足跡の主を瞬間移動させた状態で、その足跡あるいは足跡の主に「あしあと戻しスプレー」を吹き付けると、足跡の主は元の場所および時代へと瞬間移動する。
明日せんたく機
明日せんたく機(あしたせんたくき)は、「明日せんたく機」(1993年2月26日放送、映像ソフト未収録)に登場する。
電気洗濯機を模した機械。「あした」を選ぶ余地があることから、洗濯と選択をかけた「せんたく」という表記になっている。ふたを開けるとうずのような物が回っており、その中が「あした」になっているという。Tシャツを象った小さなカードに、あした自分が混ざりたいこと書き、うずの中へ入れる。うまく混ざると赤ランプが青ランプに変わり、混ざったことを音声で知らせてくれる。本来であれば自分が混ざらないはずのことを、未来をねじ曲げて混ざるようにするので、混ざったおかげで物事が順調に運ばずに予想外の危険を受けるおそれもある。
それを防ぐため、夜間眠っている間に、混ざった場合のあしたを夢の中でシミュレーション[注 1]することができる。シミュレーションの結果が芳しくないと感じた場合は、朝起きたうちに取り消し操作を行うことで、混入はなかったことになる。
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注釈
- ^ 原文ではシュミレーション。てんとう虫コミックス『ドラえもん』第22巻収録作品「ラジコンシミュレーターでぶっとばせ」が、初出である『小学五年生』1979年4月号掲載時ではサブタイトルを「ラジコンシュミレーターでぶっとばせ」とされていたように、藤子・F・不二雄の著作でも「シュミレーション」という表記が用いられることがある。
出典
- ^ “ドラえもん トピックス「1月30日(金)の放送に登場するひみつ道具に注目だよ!(1月23日更新)」”. 藤子・F・不二雄プロ、小学館、テレビ朝日 (2005年10月20日更新). 2005年10月30日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2008年11月30日閲覧。
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