ドラえもんのひみつ道具 (1979年のテレビアニメ あ-い)
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いれかえミラー
いれかえミラーは、「いれかえミラー」(2003年5月23日放送、映像ソフト未収録)に登場する。
手鏡を模した道具。赤色のボタンを押して、任意の者をこの鏡に映すと、使用者と対象者の姿が入れ替わる。中身は入れ替わらず、両者は外見と中身が違っていることになる。30分経過するか、緑色のボタンを押すかすると元に戻る。
入れ替えライト
入れ替えライト(いれかえライト)は、「入れ替えライト」(2001年6月8日放送、映像ソフト未収録)に登場する。
クロス・スイッチのような道具。この道具を任意の者に向けてボタンスイッチを押すと、使用者と対象者の能力が入れ替わる。
入れかわリング
入れかわリング(いれかわリング)は、「入れかわリング」(2001年8月10日放送、映像ソフト未収録)に登場する。
∞の形をした手錠サイズの道具。2つの穴に手を(動物の場合は前足を)入れると、2人の心が入れ替わる。
この道具が登場するエピソードは藤子・F・不二雄の漫画『バケルくん』のエピソードの1つ「こまったニャア」を『ドラえもん』用に改変したような作品になっている。バケルが用いる変身人形と同じように、入れ替わって得た身体の本来の持ち主と同じことができるが、身体の動かし方は慣れて覚えるしかない。
いろいろ雲ボンベ
いろいろ雲ボンベ(いろいろくもボンベ)は、「いろいろ雲ボンベ」(1995年2月24日放送、映像ソフト未収録)に登場する。
スイトリ雲ボンベ、水着ボンベ、ジュース雲ボンベの3点セット。それぞれがスプレー缶に入っており、発射口から「雲」(のようなもの)が噴射される。
- スイトリ雲ボンベ
- 水分を吸収するスポンジのような役目をする雲を噴射する。水分を含んだ雲から水(作中では温泉)を取り出すときは、蛇口を取り付ける必要がある。
- 水着ボンベ
- これを身体に噴射すると、雲が水着のように固まる。
- ジュース雲ボンベ
- これを空中に噴射するごとに、ブドウ、パイナップル、リンゴ、バナナ、メロンの、それぞれの形と色をした雲ができる。この雲にストローを挿すと、それぞれの果物の味をしたジュースを飲むことができる。
いろいろメガネ
いろいろメガネは、「いろいろメガネ」(2003年2月14日放送、映像ソフト未収録)に登場する。
黄色のふちのメガネ。メガネのつるに喜怒哀楽の4つのボタンがついている。このメガネを装着していずれかのボタンを押すと、レンズを通して見た世界がボタンに応じて変化し、相手がしゃべる内容も違って聞こえるようになる。感情を増幅して普段以上の力を発揮することができるという道具。赤色は怒り、黄色は楽しみ、緑色は喜び、青色は哀しみのボタンになっている。たとえば赤色のボタンを押すとレンズが赤くなり、相手のしゃべる内容が自分を挑発しているように聴こえるため、闘争心を燃やして普段以上の力を発揮することができるようになる。
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注釈
- ^ 原文ではシュミレーション。てんとう虫コミックス『ドラえもん』第22巻収録作品「ラジコンシミュレーターでぶっとばせ」が、初出である『小学五年生』1979年4月号掲載時ではサブタイトルを「ラジコンシュミレーターでぶっとばせ」とされていたように、藤子・F・不二雄の著作でも「シュミレーション」という表記が用いられることがある。
出典
- ^ “ドラえもん トピックス「1月30日(金)の放送に登場するひみつ道具に注目だよ!(1月23日更新)」”. 藤子・F・不二雄プロ、小学館、テレビ朝日 (2005年10月20日更新). 2005年10月30日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2008年11月30日閲覧。
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