扨とは? わかりやすく解説

さ‐て

副詞「さ」+接続助詞「て」から》

【一】[接](「扨」「扠」「偖」とも書く。「扨」は国字

一つの話が終わって新し話題に移るときに用いる。ところで。一方。「—、話は変わって

前述事柄受けて、あとに続けるときに用いる。そうして。それから。「自分の席に着き、—仕事かかろうとすると」

前述事柄反するような事実述べるときに用いる。しかし。ところが。「口で言うのは簡単だが、—実行に移すとなるとなかなか難しい」

【二】[感]

次の行動に移るとき、自問した相手呼びかけたりする語。さあ。まあ。「—、どうしたものだろう」「—、そろそろ出かけようか」

深く感心する気持ちを表す語。はてさてなんとまあ。「—おうらやましいことで」

文末置いて自分発言内容確認した強調したりする語。まあ。

「そなたが待たば愚僧も待たうは—」〈虎寛狂・宗論

【三】[副]

前に述べた事柄認容放置するさま。そういう状態で。そのままに。

「見そめつる契りばかりを捨てがたく思ひ…、—たもたるる女のためも」〈源・帚木

(「さての」の形で)そのほかの。それ以外の。

「—の日を思ひたれば、また南ふたがりにけり」〈かげろふ・下〉


出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 20:37 UTC 版)

発音(?)


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