富魚とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 生物 > > 富魚 > 富魚の意味・解説 

とみよ

トゲウオ科淡水魚水の澄んだ池などにすむ。全長5センチ。背びれに9、10本のとげがあり、体側鱗板(りんばん)が並ぶ。体色灰黄色背部青み帯びる。春から夏にかけて、水草球状の巣を作り産卵する北海道本州分布。はりお。

[補説] 「富魚」とも書く。


トミヨ

(富魚 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/07 23:50 UTC 版)

トミヨ(富魚、止水魚)とはトゲウオ科トミヨ属に属する。また、トミヨ属に属する魚の総称でもある。


  1. ^ a b 原色日本淡水魚類図鑑全改訂新版. 保育社. (1978年3月1日) 
  2. ^ (編著)後藤晃, (編著)森誠一, (著)高橋洋 ほか「mtDNA分子系統からみた東アジア産トミヨ属魚類の進化の歴史」『トゲウオの自然史多様性の謎とその保全』、北海道大学図書刊行会、2003年、74-89頁、ISBN 978-4832980419NAID 20001533280 
  3. ^ a b 酒井治己(2009), 「名前のないトゲウオ類」『魚類学雑誌』 56巻 2号 2009年 p.178-179, 日本魚類学会, doi:10.11369/jji.56.178
  4. ^ a b 中坊徹次編. 2013. 日本産魚類検索 全種の同定 第三版. 東海大学出版会. 神奈川県平塚市. 2440pp.
  5. ^ a b c d 細谷和海編・監修. 2015. 山渓ハンディ図鑑15 日本の淡水魚. 山と渓谷社. 東京. 527pp.
  6. ^ a b c d 環境省レッドリスト2020の公表について”. 環境省. 2020年3月27日閲覧。
  7. ^ 高田啓介, 後藤晃, 山崎文雄, 「イバラトミヨPungitius pungitiusの汽水型個体群の生化学的同定, およびその形態的, 生態的特徴」『魚類学雑誌』 1987年 34巻 2号 p.176-183, 日本魚類学会, doi:10.11369/jji1950.34.176
  8. ^ a b c d Takahashi et al. 2016. "Species phylogeny and diversification process of Northeast Asian Pungitius revealed by AFLP and mtDNA markers." Molecular Phylogenetics and Evolution. 99: 44-52, doi:10.1016/j.ympev.2016.03.022.
  9. ^ 【改訂版】福井県の絶滅のおそれのある野生動植物”. 福井県. 2020年12月28日閲覧。
  10. ^ 「いしかわレッドデータブック2020」公開ページ”. 石川県. 2020年12月28日閲覧。
  11. ^ 貴重な野生動植物の保護(レッドデータブック・リスト)”. 新潟県. 2020年12月28日閲覧。
  12. ^ 杉山秀樹, 森誠一「トミヨ属雄物型:きわめて限定された生息地で湧水に支えられる遺存種の命運」『魚類学雑誌』第56巻第2号、日本魚類学会、2009年、171-175頁、doi:10.11369/jji.56.171ISSN 0021-5090NAID 130003397767 
  13. ^ 秋田県版レッドリスト2016(爬虫類・両生類・淡水魚類・陸産貝類)について”. 秋田県. 2020年12月30日閲覧。
  14. ^ 山形県レッドリストについて”. 山形県. 2020年12月30日閲覧。
  15. ^ 細谷和海, 前畑政善「日本における希少淡水魚の現状と系統保存の方向性」『養殖研究所研究報告』第23号、水産庁養殖研究所、1994年、17-25頁、ISSN 03895858NAID 40004366584 
  16. ^ 金澤光「ムサシトミヨ:世界中で唯一熊谷市に残った魚」『魚類学雑誌』第56巻第2号、日本魚類学会、2009年、175-178頁、doi:10.11369/jji.56.175ISSN 0021-5090NAID 130003397768 
  17. ^ 日本産魚名大辞典. 三省堂. (1981年4月8日) 


「トミヨ」の続きの解説一覧



富魚と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「富魚」の関連用語

富魚のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



富魚のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのトミヨ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS