strlcpyとは? わかりやすく解説

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strlcpy

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/10 09:25 UTC 版)

strlcpyC言語文字列を安全にコピーするための関数である。ISO/IEC で規定された標準Cライブラリの関数ではないが、BSD libc などに含まれている。危険な使い方をしてしまいがちな関数strcpyやstrncpyの代替として、Todd C. MillerおよびTheo de Raadt (テオ・デ・ラート) が開発した[1]


注釈

  1. ^ NULLポインタと区別するため、意図的にASCIIの略称NULを使っている。
  2. ^ 例えば引数dstに固定長配列変数char buf[N]を渡す場合、Nまたはsizeof(buf)を引数sizeに指定すればよい。
  3. ^ C++の場合はテンプレート非型引数として固定長配列の要素数を受け取る関数オーバーロードが利用でき、また通常はコンパイラの推論によって自動的に決定されるため、固定長配列の場合は要素数を明示的に渡す必要がなく、また要素数の指定ミスを防ぐことができる。これは特にwcscpy_sのようなwchar_t配列を受け取る関数を使用する場合に有用である。

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