ビナクル
ステアリングホイールの直前または周辺にある、計器類やスイッチ類を収めるために盛り上がったパッド部分。もとは羅針儀の架台。日本では一般的な呼び方ではないが、アメリカではよく使われている。
ビナクル
(binnacle から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 10:14 UTC 版)
ビナクル(英語:binnacle)とは船の甲板上に設置されたコンパスなどの航法計器が取り付けられた構造物である。通常はコンパスなどの航法計器を操舵手が見やすいように舵輪の前に取り付けられる。また繊細な航行計器を保護するように作られている。古い時代の目的はジンバルに取り付けられた船の方位磁石を保持して、船がピッチングおよびローリングによって傾斜している間もコンパスを水平に保つことだった。ビナクルには複数の航法計器が取り付けられていることがあり1つまたは複数のコンパスと石油ランプまたはその他の光源が含まれている。速度を推定するための砂時計などもビナクルに格納されている場合がある。
- ^ “Ship's Magnetic Compass”. Sea Ice Physics and Ecosystem eXperiment. acecrc.sipex.aq. 2011年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年10月7日閲覧。
- ^ http://collections.rmg.co.uk/collections/objects/7238.html
- ^ “Morning Report of the Sick”. Hospital Corpsman Revised Edition - Complete Navy Nursing manual for hospital training purposes. tpub.com. 2011年6月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年10月7日閲覧。
- 1 ビナクルとは
- 2 ビナクルの概要
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