ウインソック【WinSock】
読み方:ういんそっく
Winsock
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/21 15:07 UTC 版)
Winsock (Windows Sockets API, WSA) は、Windowsにおいてネットワークソフトウェアがネットワークサービス(特にTCP/IP)にアクセスする方法を定義した技術仕様である。Windows 上のTCP/IPクライアントアプリケーション(FTPクライアントや Gopherクライアント)とTCP/IPプロトコルスタックとの標準インタフェースを定義している。その名称はBSD系UNIXでプログラム間の通信に使われたソケットと呼ばれるAPIモデルに基づいている。winsock.dll というDLLファイルはWSAインタフェースの主要部分を提供するものであったため、このAPIを Winsock という略称で呼ぶことには開発者側の抵抗があったし、ユーザー側にも多くの混乱があった。ユーザーは winsock.dll さえあれば、TCP/IP プロトコルが完全にサポートされるのだと誤解していることが多かった。
- ^ SOL_SOCKET Socket Options (Winsock2.h) - Win32 apps | Microsoft Docs
- ^ Blocking Input/Output - Win32 apps | Microsoft Docs
- ^ Default State for a Socket's Overlapped Attribute - Win32 apps | Microsoft Docs
- ^ マイクロソフト (2007年5月28日). “Windows 95 用の Windows Sockets 2.0 について”. サポート技術情報. 2016年10月18日閲覧。
- ^ Tattam Software Enterprises 公式サイト
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