WinChip
WinChipとは、Integrated Device Technology(IDT)の傘下企業だったCentaur Technologyが開発し、IDTが発売していたx86互換マイクロプロセッサのシリーズ名である。IntelのPentiumと同様、Socket 7に対応していた。
WinChipで最初のモデルは1997年に発表されたWinChip C6であり、1998年には後継機種としてWinChip2も登場した。その後、1999年に開発元であるCentaur Technologyが台湾のVIA Technologiesに売却され、製造は中止された。互換プロセッサのライバルブランドであったCyrixと共にVIAに吸収されたWinChipだが、その後開発されていたコア技術がVIA C3に活用されている。
WinChip
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 22:34 UTC 版)
WinChip (ウィンチップ) はかつてIDT社傘下であったCentaur Technology社が開発したx86アーキテクチャのCPUブランドである。
- ^ a b c d 劉尭 (2016年12月14日). “【懐パーツ】クラシックPentiumのアップグレードに好適、IDTの「WinChip C6」”. PC Watch. やじうまPC Watch. 2019年12月22日閲覧。
- ^ a b c d e f 大原雄介 (2009年7月13日). “CyrixとWinChipを買ってCPU市場に乗り出したVIA”. ASCII.jp. ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情. 2019年12月22日閲覧。
- ^ “IDTが100MHzバス対応のCPU「WinChip 2」と「WinChip 2 3D」を発表”. PC Watch (1998年5月20日). 2019年12月22日閲覧。
- ^ a b c d “旧型マシンの救世主となるか? ~WinChip 2 Rev.Aの実力を探る~”. PC Watch. AKIBA PC Hotline (1999年6月18日). 2019年12月22日閲覧。
- ^ a b “IDTはWinChip 3を来年4月、WinChip 4を8月からサンプル出荷開始”. PC Watch. 後藤弘茂のWeekly海外ニュース (1998年11月22日). 2019年12月22日閲覧。
- 1 WinChipとは
- 2 WinChipの概要
- 3 ラインナップ
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