仮想DOSマシン
別名:バーチャルDOSマシン
【英】Virtual DOS Machine, VDM
仮想DOSマシンとは、WindowsにおいてMS-DOSを操作可能とする仮想実行(エミュレーション)機能のことである。
MicrosoftのOS「MS-DOS」はパソコンの黎明期から長らくOSの首座についていた。現在では後継OSとなるWindowsにほぼ完全に立場を譲っているが、MS-DOSの需要そのものは今も決して低くない。Windowsには、MS-DOSを仮想的に立ち上げて実行できる機能を備え、Windows上でMS-DOSも操作できるようにして需要を満たしている。
Windows NT以降のWindowsは32ビットアプリケーションであり、MS-DOSのような16ビットアプリケーションをそのまま実行することができない。そのため、仮想DOSマシンによって実行可能な環境を作り上げる構造がとられている。
仮想DOSマシン
(Virtual DOS Machine から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/15 13:59 UTC 版)
仮想DOSマシン(かそうディーオーエスマシン、Virtual DOS Machine:VDM)とは、マイクロソフトのWindows等に実装されたIA-32の仮想86モードを利用したMS-DOSシステムコールが利用可能な環境のことである。
- 1 仮想DOSマシンとは
- 2 仮想DOSマシンの概要
- 3 関連項目
- Virtual DOS Machineのページへのリンク