Sphaerotholus buchholtzae
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/30 22:12 UTC 版)
「スファエロトルス」の記事における「Sphaerotholus buchholtzae」の解説
S. buchholtzaeのホロタイプ(TMP 87.113.3) は不完全な頭骨で構成される。この種は以下の記相で識別される。スファエロトルスの中では尾側から見ると、左右の鱗状骨の間に頭頂鱗状骨瘤(parietosquamosal node)を配置するのに十分な広さの頭頂骨の露出があり、頭頂鱗状骨棚(parietosquamosal shelf)の尾側の縁が浅くなっていく度合いがS. goodwini より大きい。側面の角の骨瘤がS. goodwiniのものより相対的に小さくなっていて、 parietosquamosal barの腹側の縁の上に位置している。頭頂鱗状骨棚の側方にある骨瘤は鱗状骨上では縮小し、後眼窩骨のリッジと癒合している。種小名は堅頭竜類の研究に貢献したEmily A. Buchholtzに献名されたものである。 この種をプレノケファレ・エドモントネンシス(もしくはSphaerotholus edmontonensis 後述)の主観後行異名(それぞれ別のタイプ標本を持つシノニム)とする説が提案されている。
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