Return文とは? わかりやすく解説

return文

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/13 11:54 UTC 版)

return文(リターンぶん、: return statement)とは、プログラミング言語におけるの一つである。goto文break文continue文のようなジャンプ文 (jump statement) に分類される。サブルーチンからの復帰に使われ、復帰と同時にを返すことができる。その値は戻り値(もどりち、: return value)、返り値(かえりち)、返却値(へんきゃくち)あるいはそのままreturn値(リターンち)などと呼ばれる。


注釈

  1. ^ C++では規格上、main関数の戻り値はintでなければならない[4]。一方、C99以降のCでは、何らかの他の実装定義の作法 (some other implementation-defined manner) すなわち任意の戻り値と引数の型の組み合わせも認められている[5]

出典

  1. ^ ISO/IEC 9899:1999, §6.8.6.4 The return statement, ¶1
  2. ^ a b ISO/IEC 14882:1998, §6.6.3 The return statement, ¶2
  3. ^ ISO/IEC 9899:1999, §6.8.6.4 The return statement, ¶3
  4. ^ ISO/IEC 14882:1998, §3.6.1 Main function, ¶2
  5. ^ ISO/IEC 9899:1999, §5.1.2.2.1 Program startup, ¶1
  6. ^ ISO/IEC 9899:1999, §5.1.2.2.3 Program termination, ¶1
  7. ^ ISO/IEC 14882:1998, §3.6.1 Main function, ¶5
  8. ^ ISO/IEC 14882:1998, §6.6.3 The return statement, ¶3
  9. ^ 属性構文 [N2761] - cpprefjp C++日本語リファレンス
  10. ^ _Noreturn function specifier - cppreference.com
  11. ^ Chapter 14. Blocks and Statements
  12. ^ キーワード リファレンス - F# | Microsoft Learn
  13. ^ Return expressions - The Rust Reference
  14. ^ swift-evolution/proposals/0255-omit-return.md at main · swiftlang/swift-evolution · GitHub
  15. ^ swift-evolution/proposals/0380-if-switch-expressions.md at main · swiftlang/swift-evolution · GitHub
  16. ^ ラムダ式 - ラムダ式と匿名関数 - C# reference | Microsoft Learn
  17. ^ ラムダ式 [N2927] - cpprefjp C++日本語リファレンス
  18. ^ Function results | Free Pascal


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RETURN文

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 08:19 UTC 版)

FORTRAN 77の言語仕様」の記事における「RETURN文」の解説

サブルーチンプログラムで、呼出し元に戻る。

※この「RETURN文」の解説は、「FORTRAN 77の言語仕様」の解説の一部です。
「RETURN文」を含む「FORTRAN 77の言語仕様」の記事については、「FORTRAN 77の言語仕様」の概要を参照ください。

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