Radar Cross Sectionとは? わかりやすく解説

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アール‐シー‐エス【RCS】

読み方:あーるしーえす

《radar cross-section》⇒レーダー反射断面積


【レーダー反射面積】(れーだーはんしゃめんせき)

Radar Cross Section(RCS).
レーダー対す露出度合いを表す。単位平方メートル

この数字大きいほど遠距離からレーダー捕らえられやすいことになる。
F-15クラス戦闘機おおよそ10平方メートルF-117などステルス機は0.001~0.01平方メートルといわれている。

レーダー反射面積と被探知距離は4乗根反比例し、被探知距離を1/2にするにはレーダー反射面積を1/16に、1/10にするには1/10000まで低減しなければならない


レーダー反射断面積

(Radar Cross Section から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/15 21:42 UTC 版)

レーダー反射断面積(レーダーはんしゃだんめんせき、英語: radar cross-section, RCS)は、レーダーから電波の照射を受けたときにアンテナの方向に電波を反射させる能力の尺度。幾何学的な断面積、反射率、指向性の関数であり[1]、その反射波と等しい強度の電波を反射させることができる等方向性反射体の面積(完全導体で作られたの断面積)で表される[2]


  1. ^ a b デビッド・アダミー「第3章 レーダ特性」『電子戦の技術 拡充編』東京電機大学出版局、2014年、35-84頁。ISBN 978-4501330309 
  2. ^ a b c 吉田孝「第2章 レーダ方程式」『改訂 レーダ技術』電子情報通信学会、1996年、21-60頁。ISBN 978-4885521393 
  3. ^ a b c d e 防衛技術ジャーナル編集部「第9章 電波ステルス」『防衛用ITのすべて (防衛技術選書―兵器と防衛技術シリーズ)』防衛技術協会、2006年、140-149頁。ISBN 978-4990029814 
  4. ^ a b c d e グローバルセキュリティー. “Radar Cross Section (RCS)” (英語). 2014年9月19日閲覧。
  5. ^ 小滝國雄「ステルス艦はペイするか (ステルス艦の現況)」『世界の艦船』第497号、海人社、1995年6月、82-85頁。 


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