MD16型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 23:14 UTC 版)
1985年4月22日発表、同月30日発売。MD08型XLX250Rからのフルモデルチェンジ車である。 最大の変更点は搭載されるMD16E型エンジンで引き続きRFVCヘッドとされたが、XLX250R用のMD08E型では燃料供給をPH40型デュアルインテークキャブレターで行っていたものの調整難易度が高いことから加速ポンプ付のPD79型シングルとし、ベースエンジンをXR350RDからXR250RFとすることで内径x行程も72.0x61.3→75.0x56.5(mm)へショートストローク化させ、圧縮比も9.8→9.3とした結果、スペックも最高出力26ps/8,500rpm・最大トルク2.2kg-m/ 7,500rpm→28ps/8,500rpm・2.5kg-m/ 7,500rpmへアップした。 車体面では、上述したエンジンのシングルキャブレター化のほか、スイングアームをアルミニウム合金製へ変更したことなどにより、車重はXLX250R比5kg軽量化の123kgとなった。またフロントフォークボトムケース・スイングアーム・ホイールリムをゴールド、エンジン・クランクケース・フレームをレッドに塗装した。 なお本型式はわずか1年半ほどで後述するMD20型へフルモデルチェンジされたためモデルイヤーコードのXLR250RFで呼称されるケースも多い。
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