H級戦艦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/20 13:27 UTC 版)
H級戦艦(Hきゅうせんかん)はビスマルク級戦艦に続いて第二次世界大戦中にドイツ海軍が計画していた超弩級戦艦の艦級である。Z計画の一環であり、5万トン以上の大型戦艦建造計画であったがいずれも未成に終わった。
注
- ^ このためビスマルク級に比べて三番主砲塔両側の上構が一段高くなっている。
- ^ このため四番砲塔の砲身は搭載機を避け、最大に近い仰角が固定位置となった。
- ^ 英の海上封鎖線突破 獨袖珍戰艦ド號凱旋 名譽ある艦名を新戰艦に譲る[2](ベルリン廿五日同盟)大戰勃發以来大西洋に出動、英佛兩國の海上通商破壊に從事してゐたドイツ袖珍戰艦ドイツチュランド號は今回ヒトラー総統の命令によつてリュツツオ號と改名され、ドイツチュランド號の名を近く竣工豫定の大型主力艦に譲ることゝなつた、なほ英佛側はドイツチユランド號が機雷にふれて爆沈したと報道してゐるが、同號は既に故國の某軍港に凱旋してゐる、因みにドイツでは最近四万五千トン級、四万級各一隻、三万五千トン級二隻の主力艦が竣工の豫定である(以下略)
- ^ 先代は、ドイツ帝国海軍のカイザー級戦艦「フリードリヒ・デア・グローセ」である。
脚注
- ^ a b ○海軍有終會編輯部同人 共譯『一九三七年版 ブラッセー海軍年鑑(譯書) ― 本文全譯 ―』海軍有終會、1937年7月、15頁 。
- ^ 「Shin Sekai Asahi Shinbun 1940.01.27 新世界朝日新聞/nws_19400127(スタンフォード大学フーヴァー研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.J21022375800 p.2
- ^ 『ヒトラーのテーブル・トーク1941‐1944』(三交社)(ISBN 978-4879191229)1994年
- ^ 昭和18年版、陸海軍軍事年鑑 1943, p. 496獨逸海軍艦艇表/ヒンデンブルグ、フリードリッヒ・デア・グロッセ、ドイツチュランド/基準排水量(噸)四一〇〇〇(他数値記載なし)
- ^ https://www.deviantart.com/leovictor/art/The-KM-FUHRER-99684464 2008年
- ^ David Porter:著 『World War Ⅱ Data Book HITLER'S SECRET WEAPONS 1933-1945』(ISBN:978-1-906626-74-7)2010年
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