FEMとの違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/30 05:12 UTC 版)
EFGやRKPM形状関数はグローバル近似であり、ローカル近似のFEMとは異なる。従って、"support size""domain of influence"というような周囲のnode検索範囲を指定するパラメーターが存在する。これが小さい場合局所の性質が顕著となり、大きい場合は全体としてなだらかな近似となるが、余り大きくすると精度が低下する。 同じ弱形式の場合、数学的にはFEMとの違いは形状関数作成法であり、当然積分が必要になる為バックグランドセルと呼ばれるガウス積分用のセルが必要である場合がある。これは真のメッシュフリー法とは言えない。それを解決する為に、節点積分によりバックグランドセルを不要とした方法も提案されている。対してcollocation法は完全なメッシュフリー法で積分不要で効率的な方法であるが、低精度の問題がある。
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