ブラウニー
(Brownie (folklore) から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/01 19:02 UTC 版)
ブラウニー(英: brownie [注 1][注 2])は、スコットランドや北部イングランドのフォークロアの、特に民間伝承に見られる、家の精霊の一種[1][2]。ゴブリン(広義のゴブリン)の一種ともされる小妖精であり[1][2]、しかし悪意がほとんど無く善意が目立つ家神 (household deity) [注 3]の一種である。
注釈
- ^ チョコレートケーキの一種である chocolate brownie(チョコレートブラウニー、ブラウニー)と妖精のブラウニーのどちらを "brownie" の第1義とするかは辞事典によってまちまちである。リンクを張ったウィクショナリー英語版ではケーキが第1義で妖精は第2義になっている。
- ^ 普通名詞であり、小文字で始まる。同綴の大文字始まりは固有名詞であり、妖精ブラウニーのことを指さない。
- ^ household deity(ハウスホールドディーアティ)は、家屋を守護する神霊 (deity) や精霊 (spirit) を意味する欧米の概念。日本の「家の神(いえのかみ)」や「屋敷神」と多くの点で重なる。
- ^ 古来の日本語の「取替子(とりかえこ、とりかえご)」もあるので、混同なきよう。日本語「取替子」は伝承ではなく実際の子供の交換である[4]。
- ^ changelin と changeling は日本語音写形が同じになってしまうだけで、実際は発音が異なる。前者はシャングランが近い。
- ^ 初の120フィルム使用カメラであるNo.2ブローニー(1901年発売)の画面サイズ6×9cmを、日本ではブローニー判と呼ぶようになった。後には画面サイズの異なる中判カメラなどであっても、同フィルムにかかわるものの呼称として使われるようになった。
出典
- 1 ブラウニーとは
- 2 ブラウニーの概要
- 3 概要
- 4 関連作品
- 5 脚注
- Brownie (folklore)のページへのリンク