3モードとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/08 13:34 UTC 版)
「IBM形式フロッピーディスク」の記事における「3モードとの関係」の解説
IBM形式のフロッピーディスクは一般的に360RPMの回転速度でアクセスされる。なお「3モードフロッピーディスクドライブを使用すれば、IBM形式を扱うためのハードウェアの要件を満たしている」と考えることはできない。3モード対応であってもIBMフロッピーを扱えない場合が存在するからである。 3モードの要件とは、2HDと2DDのフロッピーを300RPM及び360RPMの回転速度でアクセスできることである。IBM形式を扱うためには、それだけでなく、FM(単密度)アクセスの能力が必要である。DOSフォーマットでは全てのトラックがMFM記録なのに対して、IBM形式では一番外側シリンダの表側トラック(ファイルインデックス領域)がFM記録されているからである。 三菱電機の2HDのIBM形式は、300RPMで回転するため、3モードとは無縁である。ただし、0シリンダは、300RPMのFMアクセスで読み書きされる。
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