119期・120期生(2020年入所)以降の生活
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 01:30 UTC 版)
「日本競輪選手養成所」の記事における「119期・120期生(2020年入所)以降の生活」の解説
2020年5月入所の第119期生(男子)・第120期生(女子)においては、新型コロナウイルス感染症が蔓延・拡大している状況を鑑み、例年5月中旬に行われる入所式が5月29日となった。また養成所内での感染防止対策として、それまで認められていた隔週ごとの日曜外出は禁止とし、夏季と年末年始における一時帰省も実施しなかった。代わりに、日曜日午前中の1時間(のち2時間に拡大)に限り養成所内で携帯電話の使用が許可されたほか、年末年始も日中から夕方にかけて養成所内で携帯電話の使用が許可された。ただ、一時帰省を実施しなかったことで通常よりもカリキュラムの消化が早まったため、資格検定の受験、そして卒業記念レースと卒業式は例年よりも1か月前倒しすることとなった。2021年3月1日に例年より約1か月早く卒業式が行われ、卒業者は同日付で競輪選手として登録された。 2021年5月入所の第121期生(男子)・第122期生(女子)、2022年5月入所の第123期生(男子)・第124期生(女子)でも同様に、例年より遅らせ5月27日に入所式を行った。また日曜外出・一時帰省の禁止は継続しその間も養成訓練を行ったため、資格検定受験、そして卒業記念レースと卒業式を前倒しで実施した。 ただ、2022年には養成所内でもクラスターが発生、判明しただけでも勤務者と第121期・第122期選手候補生合わせて30名以上もの感染者が発生したため訓練が一時中断したほか、卒業式のあとに卒業記念レースを実施するという前例のない事態となった。
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