鼎印とは? わかりやすく解説

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鼎印(かなえいん)

金工作品の銘文添えて刻される印銘一種多く絵師蒔絵師などが印判一つとして用いたものだが、江戸時代後期金工大月光興がこれを自らの作品取り入れている。鼎とは三本足煮炊き用いられる古代中国金属製の鍋のことで、これを象形化して印判とした。古代中国では鼎などの日常器物に銘を刻して自らの戒めとした習慣があり、これによって後に銘字に用いられるようになったとも考えられている。鼎印を用いた金工は、光興とその一門川原秀興・松下元廣など極めて少ない。



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