高感度地震観測網とは? わかりやすく解説

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こうかんど‐じしんかんそくもう〔カウカンドヂシンクワンソクマウ〕【高感度地震観測網】

読み方:こうかんどじしんかんそくもう

Hi-net(ハイネット)


高感度地震観測網

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 06:54 UTC 版)

高感度地震観測網(こうかんどじしんかんそくもう、英語: High Sensitivity Seismograph Network Japan、略称:Hi-net(ハイネット))は、日本各地、地域ごとの地震の特徴を詳しく把握するために約20km間隔で設置された、無人で微弱な揺れの感知が可能な24時間稼働の高感度地震計による地震観測網である。防災科学技術研究所 (防災科研) によって1995年から整備され1996年に観測が開始された。Hi-netは2011年時点では日本全国に約800箇所の観測点が配置されており、世界的にも比類がない規模である。


  1. ^ 関東・東海地域の地震活動防災科学技術研究所
  2. ^ 糸魚川-静岡構造線断層帯における重点的な調査観測について 地震調査研究推進本部
  3. ^ 2010年8月7日の隕石の軌道の推定 京都大学 防災研究所
  4. ^ 気象業務法の適用対象機器は、停電時最長72時間観測継続が定められているが、2011年3月時点で高感度地震観測網の機器は対象とされる機器ではなかったため停電時の稼働時間が短かった。
  5. ^ 地震に関する基盤的調査観測計画 平成9年8月29日地震調査研究推進本部
  6. ^ 国会及び内閣に対する報告(随時報告(平成24年) (PDF) 会計検査院
  7. ^ 防災科学技術研究所高感度地震観測網が捉えた2011年東北地方太平洋沖地震-観測記録・被害・対応- 防災科学技術研究所 主要災害調査 (PDF)


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