顎下腺管とは? わかりやすく解説

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顎下腺管

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/27 03:40 UTC 版)

顎下腺管(がっかせんかん)は顎下腺で作られた唾液口腔に排出する主導管。最初の報告者の名前からワルトン管・ワルトン氏管・Wharton管などと呼ばれることもある。およそ5cm程度の長さで[1]顎下腺にて作られた唾液を舌下小丘にある開口部にまで運ぶ。


  1. ^ a b Rauber-Kopsch解剖学”. 2014年1月3日閲覧。
  2. ^ Wharton T (1656). Adenographia: sive glandularum totius corporis descriptio. London: Wharton. pp. pages 128–137. 
  3. ^ 中島敏文、濱田良樹、近藤壽郎、園山智生、鈴木麻美、渡邊英継、瀬戸晥一「ワルトン管の自潰部より自然排出された唾石症の一例」『鶴見歯学』第33巻第2号、鶴見大学歯学会、2007年5月10日、 101-105頁、 ISSN 0385-020XNAID 10019574868
  4. ^ 飯野光喜「ワルトン氏管狭窄症の1例」『みちのく歯学会雑誌』第14巻1-2、東北地区歯科医学会、1983年12月、 129-131頁、 ISSN 0385-0099、 医学中央雑誌 1984179893。
  5. ^ 牧本一男「口腔の小手術(3) Wharton管切開術」『JOHNS』第2巻第2号、東京医学社、1986年2月、 241-218頁、 ISSN 0910-6820、 医学中央雑誌 1986195371。
  6. ^ Iwai T, Matsui Y, Hirota M, Chikumaru H, Mitsudo K, Maegawa J, Tohnai I. (2009-07). “Simple technique to identify Wharton's duct during endoscopically-assisted submandibular sialoadenectomy.”. The British journal of oral & maxillofacial surgery (British Association of Oral & Maxillofacial Surgeons) 47 (5): 401-402. ISSN 0266-4356. PMID 18922607. 
  7. ^ a b 天野修「唾液腺 : 臨床と研究のための解剖学」『日本口腔外科学会雑誌』第57巻第7号、日本口腔外科学会、2011年7月20日、 384-393頁、 ISSN 0021-5163NAID 10030272420


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