静岡鉄道モハ18形電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/15 08:07 UTC 版)
静岡鉄道モハ18形電車(しずおかてつどうモハ18がたでんしゃ)は、かつて静岡鉄道(静鉄)に在籍した通勤形電車。買収国電モハ1500形を1957年(昭和32年)に譲り受けたもので、その前身は1930年(昭和5年)製の旧鶴見臨港鉄道110形である。
注釈
- ^ モハ18・19は30.65t
- ^ a b 端子電圧600V時定格出力63kW/同全界磁時定格速度44.0km/h
- ^ 両者では正面雨樋形状が異なっていたことに加え、浅野造船所製のモハ20は客用扉上にもウィンドウヘッダーが通されていたが、新潟鉄工所製のモハ18・19はウィンドウヘッダーは側窓上のみとされ、客用扉上では途切れていた。
- ^ 端子電圧600V時定格出力59.7kW/同全界磁時定格速度45.0km/h, 歯車比3.2
- ^ こちらも台車と同じく入線時に換装されたものである。
- ^ 主電動機は東洋製TDK31SP型。端子電圧600V時定格出力56kW/同全界磁時定格速度44.5km/h, 歯車比2.077。台車は形式および詳細仕様不明。
- ^ 端子電圧600V時定格出力63kW/同全界磁時定格速度46.5km/h, 歯車比3.2
- ^ 350形は新製名義で登場しており、機器流用に際して車籍の継承は行われなかった。
- ^ この際、庫内配線の都合上パンタグラフを新清水寄りから新静岡寄りに移設している。
- ^ 屋外保存であったこともあり、特に屋根や窓サッシ等といった木部の腐食がひどく、末期は屋根が抜け落ちる寸前という状態であった。補修には多額の費用を要することから、やむなく決断されたものであったという。
- ^ 同車の解体処分により、旧110形のうち浅野造船所製の車両は全て姿を消したこととなった(同形式中最後まで残存し2009年に解体された銚子電気鉄道デハ301(旧鶴見臨港鉄道モハ115)は新潟鉄工所製である)。
出典
- ^ “クモハ20号解体のお知らせ”. 静岡鉄道 (2007年3月9日). 2007年3月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月15日閲覧。
- 1 静岡鉄道モハ18形電車とは
- 2 静岡鉄道モハ18形電車の概要
- 3 参考文献
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