陸上競技の指導者として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/31 06:42 UTC 版)
1986年、母校日本大学の陸上競技部の短距離コーチに就任し、1989年には監督に就任した。監督時代には13年間で11度の関東インカレ総合優勝(11連覇)、日本インカレ総合優勝7回と日本大学陸上競技部の黄金時代を築き上げた。また監督在任中に前陸上競技部監督の小山裕三を助監督に据え、後進の育成にも精を注いだ。監督在任中には森長正樹(走り幅跳び日本記録保持者)、井上悟(100m元日本記録保持者)など多くの五輪選手、日本選手権優勝者を輩出。また監督在任中の関東インカレ、日本インカレの優勝・入賞者も多く育成している。なお、ベルリン世界陸上銅メダリストの村上幸史、リオ五輪入賞の澤野大地らも監督時代に陸上部員として在籍していた。現在は2014年に設立したSTTCjapan(陸上クラブ)の代表を務め、陸上競技の指導・普及を行っている。2017年度~2019年度にはアメリカ・ヒューストンにおいてInternational Seminarを開催した。2019年2月にはコロンビア陸上競技連盟の招聘によりユース世代のコーチとしてカリ市で指導した。2019年に開催された東京都中学総体女子1年100mでは指導している選手が1,2,4位、通信陸上では1,2,3位を獲得した。
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