限定継続
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 02:22 UTC 版)
計算の残り全体を扱う継続は、扱いづらいのみならず、一種の副作用のようなふるまいをする。 これに対し、限定継続(en:delimited continuation・restricted ~、partial continuation 部分継続などとも)は、継続のうち、ある所までの計算を区切って取り出すことができる、というもので、近年研究や実装が進められている。限定継続に対し(ふつうの)継続をundelimited continuationなどと言う。 shiftとresetと呼ばれるプリミティブにより、限定された継続が作られる。Schemeでcall/ccを使った実装例が、論文 "Final shift for call/cc:: direct implementation of shift and reset" 中の§2のサーベイ中に示されている。
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