金々先生栄花夢とは? わかりやすく解説

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きんきんせんせいえいがのゆめ〔キンキンセンセイエイグワのゆめ〕【金々先生栄花夢】

読み方:きんきんせんせいえいがのゆめ

黄表紙。2冊。恋川春町画作安永4年(1775)刊。謡曲邯鄲(かんたん)」の翻案。金村屋金兵衛が、金持ち養子になり放蕩三昧(ほうとうざんまい)にふけって勘当され夢を見て栄華むなしさ気づき国へ帰る黄表紙はこの作より始まるとされる


金々先生栄花夢

読み方:キンキンセンセイエイガノユメ(kinkinsenseieiganoyume)

分野 草双紙

年代 江戸後期

作者 恋川春町


金々先生栄花夢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/21 00:50 UTC 版)

金々先生栄花夢』(きんきんせんせいえいがのゆめ)とは、黄表紙の作品のひとつ。上下二冊、安永4年(1775年)刊行。恋川春町の作・画。


  1. ^ 『大田南畝全集』第七巻・戯作(岩波書店、1986年)232頁。
  2. ^ 『江戸戯作草紙』(棚橋正博校注・編 小学館、2000年)6 - 7頁、10 - 14頁。
  3. ^ 「去年夏か秋の頃、絵草紙二冊出る。金々先生栄花夢と云名也。此絵草紙より風を変ず」(大田南畝『半日閑話』)。「『金々先生栄花夢』を読む」4頁参照。
  4. ^ 白川和子「『金々先生栄花夢』の典拠について」71 - 74頁。
  5. ^ 「『金々先生栄花夢』の典拠について」68 - 70頁。
  6. ^ 棚橋正博「『金々先生栄花夢』を読む」6 -9頁。
  7. ^ 「きんきん 欣々と書。りつぱ(立派)なる事をいふ 是は欣々然と軍書に多く有、それより出たり。着もの着かへ、さかやきそり髪ゆひたるとき、きれいなればおのづから、心のうちよろこぶ、その内のよろこび面にあらわれたるていなり」(『胡蝶の夢』通言[1])。
  8. ^ 『日本国語大辞典』第四巻(小学館、第二版)、「金々」の項(653頁)。
  9. ^ 『黄表紙 川柳 狂歌』(『新編日本古典文学全集』79)16頁。
  10. ^ 「『金々先生栄花夢』を読む」8頁。
  11. ^ 『山東京伝の黄表紙を読む』(棚橋正博 ぺりかん社、2012年)280 - 284頁。
  12. ^ 蜂屋茂橘著『稗史抄』より。「『金々先生栄花夢』を読む」3頁。
  13. ^ 「『金々先生栄花夢』を読む」13 - 14頁。


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