きんきんせんせいえいがのゆめ〔キンキンセンセイエイグワのゆめ〕【金々先生栄花夢】
金々先生栄花夢
金々先生栄花夢
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『金々先生栄花夢』(きんきんせんせいえいがのゆめ)とは、黄表紙の作品のひとつ。上下二冊、安永4年(1775年)刊行。恋川春町の作・画。
- ^ 『大田南畝全集』第七巻・戯作(岩波書店、1986年)232頁。
- ^ 『江戸戯作草紙』(棚橋正博校注・編 小学館、2000年)6 - 7頁、10 - 14頁。
- ^ 「去年夏か秋の頃、絵草紙二冊出る。金々先生栄花夢と云名也。此絵草紙より風を変ず」(大田南畝『半日閑話』)。「『金々先生栄花夢』を読む」4頁参照。
- ^ 白川和子「『金々先生栄花夢』の典拠について」71 - 74頁。
- ^ 「『金々先生栄花夢』の典拠について」68 - 70頁。
- ^ 棚橋正博「『金々先生栄花夢』を読む」6 -9頁。
- ^ 「きんきん 欣々と書。りつぱ(立派)なる事をいふ 是は欣々然と軍書に多く有、それより出たり。着もの着かへ、さかやきそり髪ゆひたるとき、きれいなればおのづから、心のうちよろこぶ、その内のよろこび面にあらわれたるていなり」(『胡蝶の夢』通言[1])。
- ^ 『日本国語大辞典』第四巻(小学館、第二版)、「金々」の項(653頁)。
- ^ 『黄表紙 川柳 狂歌』(『新編日本古典文学全集』79)16頁。
- ^ 「『金々先生栄花夢』を読む」8頁。
- ^ 『山東京伝の黄表紙を読む』(棚橋正博 ぺりかん社、2012年)280 - 284頁。
- ^ 蜂屋茂橘著『稗史抄』より。「『金々先生栄花夢』を読む」3頁。
- ^ 「『金々先生栄花夢』を読む」13 - 14頁。
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「金々先生栄花夢」の続きの解説一覧
- 1 金々先生栄花夢とは
- 2 金々先生栄花夢の概要
- 3 参考文献
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