野球日本代表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/03/12 09:22 UTC 版)
野球日本代表（やきゅうにっぽんだいひょう、やきゅうにほんだいひょう）は、日本の野球代表チーム。日本では「侍ジャパン」（さむらいジャパン）の愛称がある。2023年3月現在、トップチームの3大大会であるワールド・ベースボール・クラシック（WBC）・プレミア12・オリンピックの全てで優勝経験がある唯一のチームであり尚且つディフェンディングチャンピオンであり、WBSC世界ランキングでも1位を維持している。
注釈
- ^ オリンピックへの選手派遣にあっては、アマとプロの協定によりかつてプロ凍結選手制度が存在した。
- ^ それまでは大学選抜、職業野球選抜は「代表」とは言い難い。
- ^ 日本学生野球協会は「本協会ではこれまでの国際大会参加の実績からしてIBAFやアジア野球連盟（以下BFA）に加盟しているものと認識していましたが実際には加盟の手続きがおこなわれていませんでした。」（公式サイトより）と当事者意識が欠如していた。
- ^ BFJは法人格を持たず、所在地も日本野球連盟と同じ場所で強力な組織とは言い難かった。
- ^ 日本野球連盟（JABA）の英語表記が「Japan Amateur Baseball Association」（直訳すると日本アマチュア野球協会）、全日本アマチュア野球連盟（BFJ）の英語表記が「Baseball Federation of Japan」（直訳すると日本野球連盟）
- ^ アジア大会は1990年のソウル大会から野球が公開競技、1994年広島大会から正式競技となった。
- ^ 2014年の日本プロ野球80周年記念試合にて、阪神・巨人連合チームがこのユニフォームを復刻したものを着用[47]。
- ^ 当初は長嶋茂雄が監督として起用され、アテネ五輪地区予選を兼ねた2003年アジア野球選手権大会では実際に日本代表の指揮をとったものの、長嶋がアテネ大会を前にして脳梗塞のため入院。病状によりアテネで指揮をとることを断念したため、ヘッドコーチであった中畑が長嶋の代わりに監督を務めた。
- ^ 当時大学生であった長谷部康平（大会直前に東北楽天ゴールデンイーグルスが指名）を除く。
出典
- ^ 【WBC】“さむらい”マネしないで！男子ホッケー代表すでに命名 日本ホッケー協会が野球機構など関係団体に抗議文を提出 スポーツ報知 2008年8月13日[リンク切れ]
- ^ 元祖「侍」ジャパンはこっちです！商標登録もしてた Sponichi Annex 2009年4月7日
- ^ “複雑？ ホッケー日本代表…元祖「さむらいジャパン」”. ZAKZAK. (2010年4月6日) 2011年3月13日閲覧。
- ^ “侍ジャパンBaseball5代表の発足およびメンバーについて”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト (2024年3月12日). 2024年3月12日閲覧。
- ^ “第2回 Baseball5 アジアカップ2024 日本代表選手決定について”. Baseball5 JAPAN オフィシャルサイト (2024年3月12日). 2024年3月12日閲覧。
- ^ a b “WBC日本代表監督10年7月にも決定へ”. 日刊スポーツ. (2010年1月1日) 2012年3月19日閲覧。
- ^ 江尻良文 (2011年5月20日). “WBC、混迷の日本代表監督人事…「今年の日本一」監督を”. 夕刊フジ 2012年3月19日閲覧。
- ^ a b “監督不在”で大丈夫？ 代表常設化も再び混迷の気配… MSN産経ニュース 2012年5月7日
- ^ “13年WBCへ、日本代表&U―26常設化検討”. スポーツニッポン. (2011年2月10日) 2012年3月19日閲覧。
- ^ “「侍ジャパン」を常設化 オーナー会議”. サンケイスポーツ. (2011年11月7日) 2012年3月19日閲覧。
- ^ “IBAF会長 代表常設化を歓迎 五輪復帰に「有効」”. スポーツニッポン. (2012年3月11日) 2012年3月19日閲覧。
- ^ a b 侍ジャパン １１月と２月に４試合以上開催 スポニチアネックス 2012年4月23日
- ^ a b 選手会がＷＢＣ不参加方針を決議 スポーツ報知 2012年7月20日
- ^ a b 日本が13年WBC参加表明へ スポニチアネックス 2011年12月1日
- ^ 石田雄太 (2012年3月13日). “常設化された侍ジャパンの進むべき道は？”. Sportiva 2012年3月19日閲覧。
- ^ 加藤氏「参加すべきだ」ＷＢＣ出場問題で サンケイスポーツ 2012年8月28日
- ^ 「侍ジャパン」スポンサー権は日本に帰属 ＷＢＣ主催者と確認 スポニチアネックス 2012年8月20日
- ^ a b 日本 ＷＢＣ参加濃厚に 侍ジャパンで４年４０億円確保へ スポニチアネックス 2012年9月4日
- ^ “【WBC】選手会、一転して参加表明 3連覇をかけて出場へ”. MSN産経ニュース (2012年9月4日). 2012年9月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年9月5日閲覧。
- ^ 堂林、キューバ戦で初代表…広島 スポーツ報知 2012年10月13日
- ^ 急募！「侍ジャパン」スポンサー スポーツ報知 2012年11月9日
- ^ ＷＢＣ日本代表の活躍を通じて､日本に“勇気と元気”を！ 『2013 WORLD BASEBALL CLASSIC™』の日本代表オフィシャルパートナーに決定！ ～アサヒビールは､ＷＢＣ日本代表の夢と情熱を応援します！～ アサヒビール株式会社 2012年11月14日
- ^ “日本代表でプロアマが協力 ＪＢＭＣ設立”. 共同通信. (2013年5月16日) 2013年5月17日閲覧。
- ^ 新監督に小久保裕紀氏が就任野球日本代表 侍ジャパン公式サイト
- ^ 女子野球Ｗ杯 来年９月に宮崎開催 マドンナジャパン４連覇目指す
- ^ 侍ジャパンに「テクニカルディレクター」を新設、鹿取義隆氏が就任野球日本代表 侍ジャパン公式サイト
- ^ 2014年侍ジャパン活動スケジュールについて野球日本代表 侍ジャパン公式サイト
- ^ 第10回BFA 18Uアジア選手権の18U代表監督に高橋広氏が就任野球日本代表 侍ジャパン公式サイト
- ^ 12U代表監督に仁志敏久氏が就任、インターネット上での「全日本合同トライアウト」を実施野球日本代表 侍ジャパン公式サイト
- ^ 侍ジャパン21U代表監督に平田勝男氏が就任、プロ、アマチュア混成チームを指揮野球日本代表 侍ジャパン公式サイト
- ^ 侍ジャパントップチーム6選手 記者会見野球日本代表 侍ジャパン公式サイト
- ^ 2014 SUZUKI 日米野球 公式会見野球日本代表 侍ジャパン公式サイト
- ^ “稲葉ジャパン発足!目標は東京五輪での金メダル獲得!初陣は11・16韓国戦”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト (2017年7月31日). 2021年12月2日閲覧。
- ^ a b “東京五輪を100日後に控え「紅」のセカンドビジターユニフォームなどが発表される”. 野球日本代表 侍ジャパン オフィシャルサイト (2021年4月14日). 2021年5月2日閲覧。
- ^ “ENEOS 侍ジャパン強化試合を開催”. 野球日本代表 侍ジャパン オフィシャルサイト (2021年4月14日). 2021年5月2日閲覧。
- ^ “オリンピックで37年ぶりとなる悲願の金メダル獲得 高い守備力と強い結束力が光る”. 野球日本代表 侍ジャパン オフィシャルサイト (2021年8月27日). 2022年1月11日閲覧。
- ^ “トップチームの稲葉篤紀監督が退任会見 感謝の涙と笑顔で4年間を振り返る”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト (2021年9月30日). 2021年12月2日閲覧。
- ^ “侍ジャパン トップチーム栗山英樹監督の就任について”. 野球日本代表 侍ジャパン オフィシャルサイト (2021年12月2日). 2022年1月11日閲覧。
- ^ “栗山英樹新監督の就任発表記者会見が行われ、球界発展のための並々ならぬ決意を語る”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト (2021年12月2日). 2021年12月2日閲覧。
- ^ a b “新ユニホームの発表について”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト (2021年1月13日). 2022年1月13日閲覧。
- ^ “侍ジャパントップチーム栗山英樹監督が退任会見「これからもないと思うくらい充実していた」”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト (2023年6月2日). 2023年6月2日閲覧。
- ^ “侍ジャパン トップチーム・U-15代表 井端弘和監督の就任について”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト (2023年10月4日). 2023年10月4日閲覧。
- ^ “井原敦事務局長、井端監督の契約期間に「一つの国際大会ごとにベストな日本野球を示す」【侍ジャパン】”. 中日スポーツ. (2023年10月4日) 2023年10月4日閲覧。
- ^ “侍ジャパンBaseball5代表の発足およびメンバーについて”. 野球日本代表侍ジャパンオフィシャルサイト (2024年3月12日). 2024年3月12日閲覧。
- ^ 関口貴広「国際大会、国際試合と日本代表ユニフォーム」『B.B.MOOK1487 日本代表ユニフォーム図録』、ベースボール・マガジン社、2020年4月13日、14-15頁、ISBN 978-4-583-62629-1。
- ^ 綱島理友「イラストで見る野球日本代表とユニフォーム変遷史」『B.B.MOOK1487 日本代表ユニフォーム図録』、ベースボール・マガジン社、2020年4月13日、61-62頁、ISBN 978-4-583-62629-1。
- ^ “2014 SUZUKI 日米野球シリーズ 阪神・巨人連合チーム出場選手発表”. 阪神タイガース (2014年10月21日). 2022年1月13日閲覧。
- ^ 関口貴広 2020, pp. 16–17.
- ^ a b c 綱島理友 2020, p. 62.
- ^ 関口貴広 2020, pp. 18–19.
- ^ 関口貴広 2020, p. 20.
- ^ 関口貴広 2020, p. 22.
- ^ 綱島理友 2020, pp. 62–63.
- ^ 関口貴広 2020, pp. 26–35.
- ^ 綱島理友 2020, p. 63.
- ^ 関口貴広 2020, pp. 36–41.
- ^ 綱島理友 2020, pp. 63–64.
- ^ 関口貴広 2020, p. 42.
- ^ 綱島理友 2020, p. 64.
- ^ 関口貴広 2020, p. 44.
- ^ 綱島理友 2020, pp. 64–65.
- ^ 関口貴広 2020, p. 46.
- ^ a b c 綱島理友 2020, p. 65.
- ^ “侍ジャパン 新ユニフォーム完成”. NPB.jp 日本野球機構 (2012年10月10日). 2022年1月13日閲覧。
- ^ 関口貴広 2020, pp. 48, 54.
- ^ “「侍ジャパン」新ユニフォームを発表”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト (2013年11月6日). 2022年1月13日閲覧。
- ^ 関口貴広 2020, pp. 56–58.
- ^ “「侍ジャパン」新ユニホーム発表 胸元番号が13年ぶりに復活、ビジターは紺&赤”. Full-Count. (2021年1月13日) 2022年1月13日閲覧。
- ^ “日本代表着用ユニホームについて”. 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC (2022年11月11日). 2022年11月12日閲覧。
- ^ NPBエンタープライズ. “侍ジャパン応援曲”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト. 2024年2月14日閲覧。
- ^ NPBエンタープライズ. “侍ジャパン応援曲”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト. 2023年7月27日閲覧。
- ^ NPBエンタープライズ. “「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」チアリーダー出演者について”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト. 2024年3月7日閲覧。
- ^ 星夏穂. “【アジアCS】オーストラリアの要望を受け日本人が有志応援団結成 「狙い撃ち」など応援歌披露 - プロ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2024年3月7日閲覧。
- ^ “【WBC】どうするヌートバー応援歌 新曲緊急制作し６日阪神戦でお披露目、コールは「タツジ」 - WBC2023 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2023年6月20日閲覧。
- ^ 「侍ジャパンを熱狂応援！「応援侍たまベヱ」」『Timely! WEB』2015年11月5日。2024年3月8日閲覧。
- ^ ひよまー「侍ジャパンのキャラクター「応援侍たまべヱ」がホームラン級のユルさ 歌には謎の中毒性も」『ねとらぼ』2015年11月9日。2024年3月8日閲覧。
- ^ “侍ジャパン米国下し５戦全勝で悲願の金メダル！正式競技では初／野球詳細”. 日刊スポーツ. (2021年8月7日) 2021年8月11日閲覧。
- ^ “阪神・青柳 夢舞台での世界一 悔しい結果も「誇りに思う」坂本、菊池に救われた”. デイリースポーツ (2021年8月10日). 2021年8月11日閲覧。
[続きの解説]
このページでは「ウィキペディア」から野球日本代表を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から野球日本代表を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から野球日本代表を検索
Weblioに収録されているすべての辞書から野球日本代表を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から野球日本代表を検索 - 野球日本代表のページへのリンク
