選考採用とは? わかりやすく解説

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選考採用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/19 04:06 UTC 版)

選考採用(せんこうさいよう)とは、同和「選考採用」の略。部落解放同盟全国部落解放運動連合会などの「部落解放運動団体」、同和団体が「推薦」した人物を無条件通過で公務員として採用する同和利権の1つ。本項は京都市など清掃事業を行う環境局交通局など主に現業職員採用における不正な採用方式が主であり、2006年京都市の「同和枠」が大きく報じられたことで世間に広く知られた。2001年度まで、京都市は上記の2団体を通じてしか採用していなかった。平成10年(1998年)時点で京都市では環境局1,500名や交通局1,795名が選考採用”で選ばれた職員で多数派を占めており、幽霊バスを使った隠れヤミ専従や局内に犯罪者が多数発生していた。このように部落関係者に支配されている地域地方公共団体や関係団体には必ず部落枠(同和枠)が存在し、上司どころか知事市長の指示を聞かないほどの影響力を持つために、高い犯罪率・他の職員や住民への脅迫・利権確保による税金搾取、同和団体の公機関支配が問題になってきた[1][2][3][4][5][6][7][8]


  1. ^ 「不祥事は雇用に問題」発言に「納得できない」”. 京都新聞 (2006年8月2日). 2010年10月16日閲覧。
  2. ^ a b c d 山本正志(京都市議会議員) (2005年4月29日). “1994年9月市会質問”. 2010年10月16日閲覧。
  3. ^ 元部下待ち伏せ「着信拒否しとったろうもん。正直いわんぎ殺すぞ」…市任用職員を逮捕(読売新聞オンライン)”. Yahoo!ニュース. 2020年12月22日閲覧。
  4. ^ “無法地帯”奈良市ごみ処理場 職員たちのあきれた実態”. ITmedia ビジネスオンライン. 2020年12月22日閲覧。
  5. ^ a b c d e kyomin (2006年8月2日). “京都市職員不祥事続発、同和「選考採用」が背景 | 京都民報Web”. 2022年12月30日閲覧。
  6. ^ a b c 京都市職員の犯罪・不祥事根絶のための提言
  7. ^ a b 京都市職員の犯罪・不祥事根絶のための提言”. geolog.mydns.jp. 2022年12月30日閲覧。
  8. ^ 京都市交通局「年収1,000万円のバス運転士は存在しません」に批判殺到。それでも宣伝した理由とは?(篠原修司) - 個人”. Yahoo!ニュース. 2022年12月31日閲覧。
  9. ^ a b c 奪われた人事権と売買された採用枠(下)”. マリード[同和行政オブザーバー] (2008年7月18日). 2010年10月16日閲覧。
  10. ^ 34年間に7億円 市営住宅の同和枠なくせ!日本共産党 奈良市会議員団”. www.jcp-naracity.com. 2022年12月30日閲覧。
  11. ^ 『だれも書かなかった部落』かもがわ出版
  12. ^ a b 「甘い採用あった」”. 京都新聞 (2006年8月29日). 2010年10月16日閲覧。
  13. ^ 薬物対策8年 効果なし”. 京都新聞 (2006年8月11日). 2010年10月16日閲覧。
  14. ^ a b c 「同和採用」と市政を覆う退廃”. マリード[同和行政オブザーバー] (2002年10月13日). 2010年10月16日閲覧。
  15. ^ 同僚応対、通報しにくい”. 京都新聞 (2007年5月29日). 2010年10月16日閲覧。
  16. ^ 内部告発急増”. 京都新聞 (2007年8月20日). 2010年10月16日閲覧。
  17. ^ 京都市職員不祥事”. 京都新聞 (2006年7月27日). 2010年10月16日閲覧。
  18. ^ どうする 同和行政”. 朝日新聞 (2008年1月31日). 2010年10月16日閲覧。
  19. ^ 10年間で懲戒6割超が環境局”. 京都新聞 (2006年8月1日). 2010年10月16日閲覧。
  20. ^ a b 井坂博文. “二〇〇六年の活動日誌”. 2010年10月16日閲覧。
  21. ^ 病気休職に分限免職”. 京都新聞 (2006年10月17日). 2010年10月16日閲覧。
  22. ^ a b 分限免職新基準 初適用”. 京都新聞 (2007年4月26日). 2010年10月16日閲覧。
  23. ^ 分限免職か懲戒処分へ”. 京都新聞 (2006年12月23日). 2010年10月16日閲覧。
  24. ^ 10月からモニター制 態度など評価”. 京都新聞. 2010年10月16日閲覧。


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