選考採用
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選考採用(せんこうさいよう)とは、同和「選考採用」の略。部落解放同盟や全国部落解放運動連合会などの「部落解放運動団体」、同和団体が「推薦」した人物を無条件通過で公務員として採用する同和利権の1つ。本項は京都市など清掃事業を行う環境局や交通局など主に現業職員採用における不正な採用方式が主であり、2006年京都市の「同和枠」が大きく報じられたことで世間に広く知られた。2001年度まで、京都市は上記の2団体を通じてしか採用していなかった。平成10年(1998年)時点で京都市では環境局1,500名や交通局1,795名が選考採用”で選ばれた職員で多数派を占めており、幽霊バスを使った隠れヤミ専従や局内に犯罪者が多数発生していた。このように部落関係者に支配されている地域の地方公共団体や関係団体には必ず部落枠(同和枠)が存在し、上司どころか知事や市長の指示を聞かないほどの影響力を持つために、高い犯罪率・他の職員や住民への脅迫・利権確保による税金搾取、同和団体の公機関支配が問題になってきた[1][2][3][4][5][6][7][8]。
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- ^ 『だれも書かなかった部落』かもがわ出版
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- ^ a b “分限免職新基準 初適用”. 京都新聞 (2007年4月26日). 2010年10月16日閲覧。
- ^ “分限免職か懲戒処分へ”. 京都新聞 (2006年12月23日). 2010年10月16日閲覧。
- ^ “10月からモニター制 態度など評価”. 京都新聞. 2010年10月16日閲覧。
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