近畿大阪銀行
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株式会社近畿大阪銀行(きんきおおさかぎんこう)は、かつて存在した関西みらいフィナンシャルグループ傘下の地方銀行。大阪府大阪市中央区に本店を置いていた。2019年4月1日に関西アーバン銀行と合併し、関西みらい銀行となった。
注釈
- ^ 「5時までの銀行」というキャッチフレーズで知られていた。
- ^ 大阪市内の店舗はすべて近畿大阪銀行へ営業譲渡。
- ^ 「大阪りそな銀行」発表時に同じく「奈良りそな銀行」として発足させる予定であった奈良銀行はりそなショックを経て、りそな銀行への合併となった[1]。
- ^ 2015年4月5日までの他行あては100円と安く設定されていたが、翌6日以降は216円となっていた。
- ^ りそな銀行との2行輪番制。
- ^ これについて、ロイター通信は、大手銀行傘下の地方銀行が系列の垣根を超えて統合することは珍しいとコメントしている[8]。また、日本経済新聞の報道によると、今般の統合は、2016年からの日銀のマイナス金利政策で金利の引下げ競争がより激しくなり、地銀の収益環境が悪化しているものの、顧客に選ばれる商品やサービスを提供し続けるためには収益力や預金量などの課題克服が必要であることから、規模を拡大して関西市場を共同で開拓していく必要が生じたためになされるものであるという[9]。
出典
- ^ a b りそなホールディングス トップメッセージ(りそなホールディングス 2003年公表 2017年2月25日確認)
- ^ “近畿大阪銀行、午後5時まで営業時間延長 来年度中に全店で 関西地銀初”. 産経ニュース. (2015年6月2日) 2015年7月27日閲覧。
- ^ 大輪会(だいりんかい)とは - 泉佐野丘陵緑地公式サイト内のページ。
- ^ a b 当社子銀行の合併に関するお知らせ|ニュースリリース|関西みらいフィナンシャルグループ(りそなホールディングス 2018年7月27日発表)2019年4月10日確認
- ^ “りそな、振り込み24時間に 来年4月、グループ3行”. 共同通信. (2014年10月26日) 2015年7月27日閲覧。
- ^ a b 『本社移転について』(プレスリリース)株式会社近畿大阪銀行、2015年10月28日 。2015年12月10日閲覧。
- ^ “近畿大阪銀、本社をりそなビルに移転 グループ内の情報共有をしやすく”. 産経ニュース. (2015年12月1日) 2016年1月23日閲覧。
- ^ a b 関西アーバン銀・みなと銀・近畿大阪銀の3行統合を協議=関係筋(ロイター通信 2017年 2月20日16:47 JST) 配信日に確認
- ^ a b 東海東京、高木証券をTOBで買収 中堅金融で再編相次ぐ (日経電子版 2017年2月20日17:48配信)配信日に確認
- ^ 関西 3つの地方銀行が経営統合を検討(NHK 2017年2月20日15時51分配信) 配信日に確認
- ^ 『関西地銀3行、個人資産運用に重点、統合合意、信託・不動産、りそな強み、地盤強化にフル活用』(日本経済新聞 2017年9月27日朝刊9頁 関西経済面)
- ^ 銀行持株会社の設立認可について(金融庁 2017年11月10日公表) 2017年11月11日閲覧
- ^ 『関西みらいFG設立認可』(日本経済新聞 11月11日朝刊 5頁)
- ^ 『株式会社みなと銀行、株式会社関西アーバン銀行及び株式会社近畿大阪銀行の経営統合等に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)りそなホールディングス、三井住友フィナンシャルグループ、みなと銀行、関西アーバン銀行、近畿大阪銀行 、2017年9月26日公表。 オリジナルの2019年3月31日時点におけるアーカイブ 。2019年9月16日閲覧。
- ^ 株式会社りそなホールディングスによる株式会社関西みらいフィナンシャルグループに対する株式会社近畿大阪銀行株式譲渡に関するお知らせ(りそなホールディングス・関西みらいフィナンシャルグループ 2017年11月28日公表)2018年2月21日確認
- ^ 『合併に伴う店名・店番号変更のお知らせ』(プレスリリース)株式会社関西みらいフィナンシャルグループ、2018年9月7日 。2021年10月7日閲覧。
- 1 近畿大阪銀行とは
- 2 近畿大阪銀行の概要
- 3 関係会社
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