足尾台風
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/13 10:22 UTC 版)
足尾台風(あしおたいふう)は、1902年(明治35年)9月28日に千葉県から新潟県、北海道北部を通過し、主に関東地方から東北地方南部にかけて被害をもたらした台風である。
- ^ 1970年8月に高知県に上陸した台風第10号は、全国的に見れば大きな災害をもたらしたものではなく、気象庁は固有名を与えていないが、土佐湾(特に浦戸湾)に高潮を起こして高知市内が浸水するなど、高知県に与えた被害は戦後最大と言われ、地元では非公式に「土佐湾台風」と呼んだ。(『台風に備える』NHKブックス 1972年)
- ^ a b 神奈川県測候所『明治三十五年九月二十八日神奈川県下暴風海嘯被害記事』、1902年。
- ^ 能天気Express - メルマ!
- ^ 1966年9月には、台風第24号がフィリピン東方からゆっくり北上して四国沖に達した頃、マリアナ諸島近海で台風第26号が発生、時速50km前後の速度で北上し、静岡県に上陸後は時速70kmで北東進した。この台風第26号によって山梨県下では猛烈な雨と暴風により、200人以上が死亡・行方不明となる災害が発生している。島田守家はこの事例と足尾台風の類似を指摘している[要出典]。
- ^ 宇都宮地方気象台「栃木県内のおもな気象災害」
- ^ 日光市/旧足尾町歴史年表
- ^ a b c d 真岡市立中村小学校「明治35年9月28日の暴風雨」[リンク切れ]
- ^ 国土交通省関東地方整備局日光砂防事務所/日光の詩話
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